第3話 〜謎新組織と能力測定その2〜

ゲーム勝者、灰白!!

灰白 殺しちゃってごめんねー!それじゃー!


灰白 とりあえず一回戦は勝てた。次は、、、この人か。まだ時間あるし応援席にでも行こうかなー。


〜数分前〜

(((大西T 基本的に教頭先生のスキルは最大で8箇所観戦できるから、フィールドも8つ用意されているんだけど、うち一つに校長先生、他7つにロボットが審判をしてくれる機能をつけたらしい。んで、ここに残った人はいまから応援席にテレポートする。そうすれば教頭先生のスキルによる体力の消費が落ち着くから、早速3組の先生に頼んで、レッツゴー!

灰白 (テンション高いなw))))



〜応援席〜

伊集院 お、時太くんお疲れー!見てたよ!すんごいかっこよかったよー!!

灰白 そっか、見られてるんだよねwなんか恥ずかしいけど、ありがとう!!

大西T そろそろ出番だぞ伊集院ー

伊集院 わかりました涼くん〜

大西T 誰が涼くんや!w

伊集院 それじゃあ時太くん、行ってくるねーばいばーい!!

灰白 頑張れ剣ちゃーん!w

大西T いやー、灰白お疲れ〜

灰白 ありがとございます!

大西T (あれほどの能力値なら、あのことを話してもいいかもしれない)

灰白 そういえば先生、なんで8つのフィールドのうち一つに校長先生が審判をしてるところがあるんですか?

大西T それは単純に迫力がありそうで面白そうだからだそうだ。

灰白 なるほど?

大西T .....校長先生といえば、お前の能力、校長先生から聞いたよ。どうやら......

灰白 ちょっと、ネタバレは厳禁ですよw

大西T おおそっか!wすまんな!ただ、ちょっとあってな

灰白 なんですか?

大西T それは..............

灰白 ......!!!



ゲーム勝者、葉月!!

葉月 ありがとねー!


葉月 うぅぅぅ......休ませろぉぉ!!!頼む頼む、そろそろ休みを.....



〜ゲーム開始〜

白上 よぉ

葉月 よぉ

白上 言うことはない。さっさと始めようぜ

葉月 あのさ、聞いてくれい。

白上 何?

葉月 今のとこ休みないんですけど、、、

白上 wwwwどんまいすぎwwww

葉月 さっさとこの試合終わらせて休憩してやる、、、だからちょっとごめんだけど、すぐにおわらせるねw

白上 まあごめんだけど、俺が勝つだろうねー

葉月 ああごめん、言い忘れてたけど、ぼく今のとこ全勝なんだよね

白上 それがなんだよ。じゃあ、はじめての敗北を俺が捧げてやるよ!

葉月 なんか日本語おかしい気がするけど全ては休みのため!こいやぁ!!

校長 では、始めてください


〜周囲に風が強く吹く〜

葉月 (微風、、さあどうせめてくる、風の使いか?パッとじゃあまだわからないな)

白上 (俺のスキルは風を吹かせるぐらいだと思ってるだろ、だが油断をしている間に、足から爆音を出して一気に距離を詰める!)俺のスキルはっ!

"ドドドドドドド!!!!!!"

葉月 風じゃない、これは、、、音だ!!

白上 バレたか、なかなかセンスがあると思うぜ。だが、これならどうかな!

葉月 (球体みたいなのがこっちに投げつけられた、、、これは手榴弾をイメージした爆弾攻撃か!激しい音と共に大ダメージを与えるその武器は音と関連づけられる、発想力があるとしてスキルもかなり強い!だからこそ一瞬でけりをつけたい!)でも......

白上 おっとー、さっきよりも明らかに表情が歪んでるぞ?そろそろ限界なんじゃないの?w

葉月 うるさいなー、まだ本気出してないっての

白上 嘘つけwそんなに逃げ回っておいてよく言えたなw

葉月 (爆弾の範囲は距離が縮むほど多く、威力も強くなる.....ゆっくり近いてちゃいくらスクールスキルの"身体的向上者"があっても体力がもたなくなる.....一旦呼吸を整えて、正面から一気に行く!!)すぅぅぅっっ、、

白上 おっと、もう息切れー!?じゃあ、このまま終わらせてやるっ!

葉月 (一蹴りで空を飛ぶようなイメージと共に!!!)

白上 何っ!?(あんなに疲れてそうな表情だったのに、なんでそんなスピードで向かってこれる!?)そう簡単にやられるか!音圧をかけて阻止してやる!

葉月 いっ......!!!(真正面からの圧が凄くても足をおそめるわけにはいけない!と言っても、水のカッターをこの距離から撃ったとして、音圧で威力が弱まって殺せない可能性がある。でもそろそろまずい!なら、、賭けになるけど、水の射程内にうまく入って、、、)ここだ!

白上 なにっ、水が体を覆って!

葉月 どうだ!(賭けに勝った!!!そう、錫谷との試合で思い出した。自分は吹っ飛んでくる物を阻止しようと思ってドームを作った。それは相手を拷問の一種である水責めのようにして、球体上で出ることのできない水風船のようなものを作れるのではないかと思った。それを今!成功させることができた!)これがぼくの能力だ!

白上 (くそ、やられた!!音圧で、、抜け出してやる.....!!!)がはっ......

葉月 ふぅ、なんとか勝てた、、(結構手こずったな、近づくことができなかったら結構不味かったかも、、カッター状にした水は音圧で威力を弱ませることができるだろうと踏んでいたおかげで威力で弱まらない新しい技を入手することができた。これで少しは今後の試合も楽になるかもしれない!!)っしゃぁ!


〜ゲーム終了〜


白上 がはっ!!俺は、、、そうだ、溺れて死んだのか、、、くっそ、彩斗の言ってたことはデタラメじゃなかった、俺の負けだぜ、、と言ってもこれで終わりってわけでもないか。俺も次からもっと頑張ろうっと。まあ勝てねえかぁ、彩斗と....


結には......



葉月 よーし、無事勝ちっと。次はー、、、!!!おおお!!!休めるー!!!!おっしゃー!!!



〜応援席〜

葉月 お疲れ様でーす!

大西T おお葉月ー、お疲れ様。お前、今んとこ全勝だろー、すごいなー!

葉月 えへへ、あざますーw

大西 そういえば今錫谷が戦ってるぞー

葉月 まじか!みます!!



錫谷 (小さな釘で邪魔しつつ、時間を稼いでデカい釘を生成する!!)

女子 くらえー!!

錫谷 あっぶねぇ!!

女子 うわ!おっしーー!!

錫谷 (ここででかい釘を生成!!)おっし!追い詰めたぞ!!!

女子 うわー!もう無理じゃん!降参降参ー!!

錫谷 おっけー!


ゲーム勝者、錫谷!!

錫谷 ありがとねー!!)))


大西T おーー!

葉月 すげー、しっかり強くなってる!!今どんぐらい勝ってるんですか彼!!

大西T えっと、たぶん12回戦ってて、、

葉月 それでそれでー!?

大西T 勝ちはこれで3だな

葉月 えっ、あっ、、はい。

大西T .......お、おお、そ、そうだ。そろそろ出番だぞ。

葉月 あ、はい。行ってきます。

大西T 相手は相馬だぞー

葉月 わかりました!



相馬 よお葉月!

葉月 よ!w

相馬 またまた俺の足が活躍するぜぇ!!

葉月 なるほど?(あ、こいつ錫谷より先にスキルバラしてるやん。足ならやっぱスピードがめっちゃやばいとか?まあやってみるしかないか)まあ、はじめよー

相馬 おうよ!


〜ゲーム開始〜

相馬 さて、俺はどこだ!

葉月 (一瞬で消えた!?思ったより足早いな、ってかほぼ瞬間移動みたいなもんじゃっ)!ぐはっ!

相馬 まずは蹴り一発!体制崩したからもう一発ー!

葉月 うぐっ、(えっ、なにこいつ、、、普通に強くね?いくら開始前にスキルを見破ったとはいえ想像よりも全然速い、、あの水球体にすればなんとかなるけど多分それまでの過程が無理だな。範囲内に入っても速すぎて捉えられない。"身体的向上者"の精密動作があるとはいえ流石に高速で動かれちゃきついもんがあるって、、、どうしたものかー、)

相馬 おいおい葉月、発想は豊かだとは思っていたが、なんも抵抗できずに死んでいくのか?

葉月 ぶふっ、がはっ、うぐっ、、、(そうだ、少し卑怯だけど死んだふり作戦ならどうだ?校長のドミネートなら死んだかどうかぐらいわかるでしょ、空間支配するなら生きてるか死んでるかで勝敗を決めるのにこの作戦を持ってこない奴はいないだろうし、、やって、、みるか...w)

彩斗 あー、やーらーれーたー!

相馬 よし、かったぜ!じゃあ校長回復を、

校長 まだ、終わってないですけど

相馬 えっ?

葉月 (おいいいい!校長邪魔しないでくれ!!!台無しじゃんか!!!いやでも相馬なら.....)

相馬 でも死んでますよ!ぐったり倒れて、

葉月 (あ、やばい、スッゲー思ったとおりだった。。ん?てか、この距離って水球体出せる距離じゃ....)

相馬 えっ、体から水が、なにがおこって....

葉月 なんだろう、相馬、、ごめんな、だましたわ。うん、、、でもーなんだろ、自然と罪悪感がやばいね。うん。騙したことーじゃ、なくってさ、、、なんか、うん。そう、あれ、、、うん。ごめん、?

相馬 ずるいぞぉ!!!あが、、息できない!!助けて!降参するからー!!

葉月 降参らしいです、校長ー

校長 えー、、葉月さんの、勝利です。


〜ゲーム終了〜

葉月 相馬、なんか、ごめんな、すっごいごめんな

相馬 おまえさいてー!でも俺も蹴りしまくってごめんな!

葉月 (優男かよ!)

相馬 あ、そうだ、お前さ、伊集院と戦った?

葉月 剣ちゃん?まだだけど、、

相馬 あいつ俺のスピードを完全に理解してらみたいな動き方しててすぐにやられたんだ!噂によると全勝中で、"統一会"?ってものの候補に入ってるらしいぞ!まだ戦ってないなら能力は言えないけど、気をつけてな、じゃあな!

葉月 あ、うんじゃあね。(なんか軽々しく言われたけど統一会って何?この戦いの結果と何か関係があるのか?もしそうなら全勝すればいけるか?まあやってみよう。真実を知りたくないわけでもないし)まあ切り替えて次だ次!次は.....この人か。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る