なにぬねの

『なんだって!?』

 意外な事実が明らかになった時、何も知らない男性キャラが使う。

 ※ 女性キャラは『そ』を参照。

 オカルト作品に使うと、急に昔のマガジンぽくなるらしい。よく知らない。

 少し、嚙み気味に「な、なんだってー!?」も有効。

 物語のどこでも使えるので便利。

 話が盛り上がりに欠ける時はいつでも「なんだって!?」で始めておけば、なんとかなる。

次点:「なんですと?」方言女子って、いいよねぇ。

次点:「名乗るほどのものでは」名乗るけれどもよ




『にしては妙だな?』

 嵌められたことに気付くキャラをいれた時には是非使いたい。

 賢い系のキャラが使うと、犯人が冷静な態度でやり過ごすシーンが生まれる。

 熱血系のキャラが使うと、味方のフリをしている下っ端の敵キャラがいるはず。

 動物的な勘のするどいキャラが使うのもアリ。

 いずれにしろ、順風満帆からの奈落の底へ移り変わる引き金になる。

次点:「にちゃあ」セリフじゃないけど、思わず使いたくなる




『抜け駆けはよくないな』

 一人で敵地に乗り込もうとする主人公を、路地で待ち伏せしている、味方のクセモノキャラが使うと、ワクワクするシーンになる。頼もしい味方のセリフだ。

 主人公も嬉しいくせに、つい「……勝手にしろ」とツン対応してしまう。

 これで付いてきてくれないと、なんなんだよアイツってなるので、必ず、ついてくるキャラであること。

 一人だけじゃなくて、他のメンバーもついてくるパターンも多い。

「誰がアンタの怪我を回復するのかしら?」

「水臭いですよ! 一緒に戦おうって言ったじゃないですか!」

「拙者、まだ、あの日の借りを返しておらぬのでな」

 などの仲間が陰からワラワラとでてくるが、最大四人が限度かなぁ。十人くらいついてくると、ちょっと多すぎて「えーっと、8番目の天狗のお面の方って、どちら様? 味方にいましたっけ?」になりがち。



『寝かせてやれ。ようやく眠ったところだ』

 一晩中戦って疲れた味方を労るセリフ。

 たいてい、この後に、いかに壮絶な戦いだったか、第三者の目線で語られる。

 徹夜でゲームした翌日、彼女が家まで迎えに来たときに使うと、修羅場だ。



『ノー◯◯・ノーライフってやつさ』

 ◯◯の中は、テーマや、キャラが大事にしてるワードが入ってくる。

 引き締まるので、第三幕付近で使いたい。

 意味は「◯◯が無けれは、生きてられない」的なこと。ちょっとキザなセリフになるので、キャラには気を付けて。

 みんなの「ノー〇〇・ノーライフ」はなんですか?



★★★作者より★★★

毎日13時頃と18時頃に更新しますー!

普段は真面目なのを書いています!!


消えたエッセイ

https://kakuyomu.jp/works/16817330664955309917

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