さしすせそ
『さあ、ゲームの始まりだ!』
デスゲームに巻き込まれるお話には是非。
主催者が言うのも、主人公が言うのも、ライバルや悪役が言うのもアリ。
誰が言ってもサマになるセリフ。
ただし、説明、ルールとか、報酬内容がある程度わかった後に使うのがいい。
でないと「ちなみに、報酬について確認だけど」と、話の腰をめちゃくちゃ折ってくるキャラが出てくるので要注意。
主催者が言う時は、タキシードなどを着せて、両腕を横に広げ、胸を開いたラジオ体操みたいな姿で言うと、それっぽい。
逆に股間に天狗のお面を付けたようなキャラが言い出すと、かなりヤバめのゲームに参加していることになる。
また、このセリフでPVが全然つかなかった小説を終わらせておくのもアリ。
『死ねっ!』
ここぞという時に使われるが、ほとんど相手が死なないセリフ。
殺傷力はゼロ。
たいてい殺せなくて「何っ!?」が続く。
参考までに教えておくけど、本当に人を殺す時って、無言なんだよね。
『す……好きですっ!』
必ず噛むセリフNo1。どんなに練習しても噛む。
この時点で、かしこまり過ぎのコミュ障陰キャってわかる。
『世界をわが手に……』
悪の組織の、幹部クラスの方々の使うセリフ。
組織目標でもある。ミーティングの締めくくりに、ボソリと唱和する。
時折、部下を鼓舞する合言葉のように使うこともある。
お偉いさんの演説のたびに、最後の締めの言葉になることもしばしば。
グローバルな視点の敵であり、組織の人間も多いと、
三人くらいの小さな組織の会合では滅多に使わない。
『そんなっ!?』
信じがたい事実を聞かされた時の第一声。
何も知らないことになっている女性キャラがよく使う。
使い過ぎると「こいつ、驚いてばっかりだなぁ」となるので、三回が限度。
ただし、初回以降は、読者の想像をはるかに超えるような出来事が必要。
お昼にパスタを食べたのに、家でも晩御飯がパスタだった程度の驚きで、これを使うのは推奨できない。
公募用の原稿が、Wordのフォントによって枚数が変わってしまうことに気付いたときにも、大変よく使われる。
★★★作者より★★★
毎日13時頃と18時頃に更新しますー!
普段は真面目なのを書いています!!
【短編】アストロ・ノスタルジー
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