第7話 ラグビー入部
大曾根甲(おおそねこう)は次男の第一子で、生後3か月で小児喘息を発症して、2回ほど危篤状態に陥った。
その時も一番心配してくれて遅くまで僕に付いていてくれていた。
軈て僕も成長し、高校生になった時にはラグビー部に入部した。
叔父さん(親父の兄)の長女の夫が、製鋼会社のラグビーチームにスクラムハーフとして赤いユニオーム姿で活躍していたから憧れもあったと思う。
そして高校卒業を目前にした正月の3日、湊川神社へニーちゃんと叔父さんとで、初詣に寝てるのかな?「ミーちゃんオバちゃん僕な、結婚するねん。」大曽根家のどの親戚よりもミーちゃんに報告したかった。
し
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます