第3話
『アフナ』に到着後すぐにでも調査を初めようとしたディアを止めるためにリーシャが精神的な苦労を負ったりもしたが何とか完全に準備を揃え2人は冒険者協会『アフナ』支部へと向かっていた。
「あの串うまそうだなぁ…リーシャ」
「ダメです。今は取り敢えず協会に行って調査を開始しなければいけないのですから。」
「でもよぉ…」
「ダメなものはダメです。誰のせいで調査開始が遅れたと思って。」
「返す言葉もございませんリーシャ様ぁぁぁぁ」
「全く、調子にのって。行きますよディア。」
冒険者協会についた2人は受付へと向かった。
「ようこそ冒険者協会『アフナ』支部へ、受付嬢のマナと申します。お2人ともよろしくお願いいたします。冒険者プレートを拝見させていただきますね。」
そう言って2人のプレートを受け取り、
「…ディア様とリーシャ様ですね?今回はこの依頼を受けるとのことですが準備はされていらっしゃいますか?」
「はい、バッチリです。これから向かう予定だったので。」
「そうでしたか。1つ、魔獣に加え魔族の目撃例がありますのでその注意もされていただければ幸いです。」
「ありがとうございますマナさん。ではまた後ほど。」
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