第1話
この
「あら、2人とも今日も仲が良いわね。」
そう言いながら受付嬢ハンナが奥から戻ってきた。ハンナは2人が冒険者となる前から2人の面倒を見てきた親のような存在だ。
「今回ばかりは時間がかかるわよ?なんて言ったってこの依頼長期期限を設けられているもの。場所は……」
「…もうディアいませんよ?」
そうリーシャが言ったときには協会の扉を開き出るところであった。
「はぁ…念のため油断しないように言っておいてちょうだい、要らぬお世話かもしれないけど。それと、この資料を渡しておくわ、後で2人で見なさいな」
「いや、ありがとハンナさん。後でしっかり,それはもうしっかり言い聞かせておきますから。それでは。」
そういってリーシャがディアを追いかけていった。
…………side???……………
木漏れ日がまぶしい、どれくらい寝ていたのか、それすらも分からない。でも……これだけは分かる。
「主よ、もうすぐだ。」
そう言ってどこかへ消えていった。
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