第496話 アニソンは日本が誇る文化だ!そして馬鹿に出来ない力があるんだ。

アニソン。アニメソング。日本の宝の1つと言ってもいいカルチャーアニメ、それにワクワク感とドキドキをプラスする効果を発するモノ、それがアニソンというモノ 世界的に有名になることも出来るしYouTubeでバズることも出来る、更にはビルボードで1位を取れたり最速1億再生記録等も打ち立てられる魅力的なコンテンツ。それがアニソン。

晃太はバトル系より日常系ギャグ系をよく見るがバトル系や凄い流行ってる曲等は頻繁に聞いているのでそんなに流行には乗り遅れてない。ないはず。だが…………


「めっちゃ熱唱してる…………」


今目の前で歌う母親は魂を込めて歌っている。


「てかこれ何の歌?」


「あ、コレロボットアニメの歌だ!ロックバンドが歌ってるんだよね!メチャクチャカッコいいんだよ!」


「ロックバンド、ロボットアニメ。何でうちの母親の歌のチョイスがそれな訳?」


「知らない。好きなんじゃない?」


「いや、うちの母親はアニメはまぁ見るには見るけどそんなガチガチに見てる訳じゃなくて普通に一般的に見てるだけのオタク体質じゃないはずなんだけど………しかもロボットアニメ?そんなロボット好きとか聞いたことないけど………」


ロボットアニメは晃太も中々見ないし親父も見てるとこ見たことないし、もちろん母親が見てるとこも見たことないし………それに………


「そのロボットのアニメ?いつくらいに公開されたヤツ?」


「え~と、2022年くらいだったかな?」


「古いとも言いづらいなぁ!」


2年前?いや、3年前?え~そこそこ昔だけど古い、とも言えないし。今年の歌とかさ、ブリンバンでいいじゃん。まぁ母親がそれ歌ってんの見るのも変な感じだけど。

と考えてる間に歌が終わった。

で採点結果………結果は


「お、お母様!90.25!高いです!」


「お母様………90.25と………」


「おい、お前ら」


「あ、遅かったっすね?センパイ方。一発ヤッてきました?」


「何処でするんだよ?」


「トイレで。」


「お前の頭はそれ一色か。はぁ………てか何?まだ1曲目?これがスタートなの?」


「開始はこのロボットアニメの主題歌でお送りしました!」


「何かマニアックなとこ歌うなぁ………なぁ、母さん何処でそんな曲………」


「あ、ダメっすよ。センパイ。話しかけたら」


「は?」


「今お母様もお姉さまもゾーンに入ってるのでむやみに話しかけたら殴られますよ?」


「野生の動物か。」


ゾーンに入ると人に話しかけた殴るの?じゃあもうオレ集中してもゾーンには入らないようにしよう。

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