第318話 香織様は優しい(晃太以外のことだと)

神様、仏様、お母様!

晃太は神様信じない主義なのに神に祈ってるよ?それくらいHELP!!なんですよ!

状態を改める。

部屋には晃太、雫、乃蒼。そして女子2人は何故か裸。理由を言うならまぐわっていたから。それ1択。そのアホの説得に失敗し晃太は雫、乃蒼の魔の手に………服を私たちが着ないなら君が脱げばいいじゃないか。

まるでパンが無ければお菓子を食べればいいじゃないか。くらいの暴論。その暴論に負けいや力に負け………晃太の姿はズボンが半分脱ぎかけ上半身はほぼ裸。

見る人が見たら、いやどんな人が見ても妖しいことしてるけども?逃げれない姿だけども?


「香織落ち着け!まず話そう!話し合いから始まることのほうが解決策多い………」


無言で歩いてくる彼女。

無言で歩いてくる………ん?何か変だ。無言で歩いてくるその間に服を脱ぎ捨てる香織。


「ちょっと待て!」


「へ?今からパーティじゃないの?」


「何のパーティだよ?」


「らんこ………」


「うんな卑猥なパーティするか!てか服…全裸………状況悪化してるじゃん?」


「いや、都に入っては都に従うんだよ?」


「ここは都じゃねーよ!どちらかと言えばスラムだよ!」


イカれたヤツしかいないんですけど………


「まぁまぁ。冗談は裸になるだけにして」


「裸にもならなくていいんだが?」


「雫。乃蒼。アンタら付き合ったの?」


「うぃ~す」

「………おかげ……様で………」


「よっし!またまたクリア!晃太くんの周りから邪魔者が消えていく!」


すんごいガッツポーズ………すげぇ嬉しいんだなと思いました まる


「とりあえずアンタらはまだ盛んなんでしょ?」


「盛んというか」

「まだシタい………」


「オッケー!なら私が伝えとく!2人のご飯私が持っていくし2人は楽しんでて!」


「え、急に優しくないっすか?香織センパイ?」

「急…………」


「晃太くんに害をなさないと分かったヤツへの行動は私は優しいよ?優しいから!優しい優しい人間なんだから!」


どんだけ優しい言うんだよ。

うぉっ。


「まぁ、とりあえずこの晃太くんは邪魔だから退けていくね。ぶっちゃけ邪魔でしょ?」


「邪魔かな。」

「邪魔………」


「おい。犯罪者?」


この際雫はいい。乃蒼は腹立つ。許したけど、許したけども!何か腹立つ!


「だから2人で何時間もするんだよ!赤ちゃん出来るかもしれないし!」


「出来ねーよ!」


「出来ないの?」


「出来たら人間の進化だよ。」


「そっか!じゃあ私たちがいっぱいつくるから1人くらいはあげるね!」


「ありがとーござます!」

「あり………」


「子供の誕生を易々と言うな!あとポンポンってクローンか!あと!服着ろ!お前!そして俺!」

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