第208話 1日エグいエロ話は10分まで

「はい!バッターゆうゆうに変わりまして!代打!あいりんがマウンドに出ますッ!」


「あいりん~!」


アリス先輩はアイドルに手を振るみたいにわぁ~って叫ぶ。


「アリーナ~!」


「イェーイ!」


「2階席~!」


「イェーイ!」


「ノるな。ノるな。馬鹿。」


アリス先輩と香織までもが乗り始めたので、まぁ仕方がない、一旦止めて一旦話を戻そう。戻したらまぁ………進藤が可哀想だけどまぁしゃーない。そーゆう運命だ。そーゆうベートーベンだ。


「あの、百舌鳥先輩?進藤と何があったかを

言ってもらえます?」


「あ!イケナイ!忘れてた!」


忘れるなよ……っと。ツッコミをおさえながら………。


「ゆうゆうと私はあの病院のあと近いホテル、いわゆるラブホテル。まぁ、ラブホ?詳しく言うとラブホ。まぁ、ラブホに行った訳ですよ!」


ラブホ何回言うんだよ。ラブホ連発しなくともいいから。


「ラブホラブホラブホラブホだね!」


ほら、復唱してる。アリス先輩真面目なんだから。


「で、そこでまず時間を決めることになって…1.5時間じゃつくれないじゃん?」


「まぁね。」

「そうかもだね!」


香織とアリス先輩の意見が合致。色んなことを共にして変わってしまわれた。


「でとりあえずめっちゃ長い6時間を選んだんだけどぉ……」


「え、ちょっと!」


「え?何?香織?」


「え、泊まりじゃなかったの?てっきり泊まりかと……」


「いや~初めはね?泊まりにしようとしたんだけど、もしもラブホの人に高校生だってバレたらマズイじゃん?てかめんどくさいじゃん?補導とか?だからとりあえず長い6時間でね。」


「あーね。」


「なるほど!勉強になるっ!」


「ならなくていいんすよ?アリス先輩。でウンウンじゃないんすよ?忍先輩…」


しっかり勉強する感じでちょっとひくんだけど。


「で、307の部屋のキーをもらって。3階まで上って。部屋についたら、引きずってたゆうゆうを言い方悪いけどぉ。投げ入れて…」


言い方悪いというか投げるなよ、彼氏を。


「投げ入れたらそのあとはしっかりとガチャリと鍵を閉めて、はい。密室のかんせ~い!」


「ふん。」

「おー!」


香織はまぁまぁヤるじゃん?みたいな感じで

アリス先輩はキラキラとメモをとってるし…

異常やで?異常空間よ?


「でそこから。いや、ここからが!私たちの進化したところなんだよ!」


「へー。」

「うんうん!」


「そこで私はまずすぐに素っ裸になった訳よ?そしたらゆうゆうが私の姿見て、勃起して!」


「へー。」

「おー!」


ニヤニヤと進藤を見つめる香織と純粋に手を叩くアリス先輩。


「勃起して!勃起して!勃起して!勃起して!勃起してくれて!だから私もそれに対してしっかりとかえそうと、その勃起した珍珍に………」


あ~、生々しい。あ~生々しい。一旦休憩。一旦タイムで?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る