5.5章 夢は掴むもの

第283話 プロローグ

【前書き】

5.5章です!

5章と主旨は変わりません!

新年一発目~!!よろしくおねがいします!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『おはよ~!!』


朝一発目、wartの元気な声で目が覚めた。

珍しく結構眠っていたらしい。


「ん?あ、おはよう。」


前日、大会優勝ということもあってSNS関連のすることが多かった。

疲れが溜まってちょっと眠ってしまったか。


『おはようございます』


wartの後ろではペコッと挨拶をしたendm。


「おはよ、あれlucusは?」


『lucusはもうご飯食べに行ったよ~私たちも行こ』


たぶん席を取ってくれたんだろうな。

凄く申し訳ない。


「行くか~」


寝起きで皆の前に出向くのもどうかと思い、一瞬洗面所に。


よし、特に変じゃないな。


『今日頑張りましょうね』


いつの間にやら後ろにいたのはendmだった。


「びっくりした~、頑張ろうぜ!」


今日は世界大会デュオ部門の決勝。

残念ながらwartとlucusは出場が出来なかった。

彼らの分まで頑張らないとな。


『目標はもちろん1位ですよね』


「そりゃな。」


世界1位、

既にもうその称号を手にした。

だがそれはあくまで4人で手にしたもの。

本当の最強を名乗るならデュオでも1位は取らないとな。


「ちなみにだが、最後になにか打ち合わせしとくことあるか?」


一応昨日、降りる場所、立ち回り、などなどは話し合った。


『あー1つだけ良いですか?』


少し言いにくそうな顔つきだった。


「ん?どうした?」


『もし私の調子が優れなかったら、その時はblancに全てを頼って良いですか?』


申し訳なさそうだった。

私のプライドを無下にしたくない。

それでも最後の手段は置いておきたい。

そう言いたそうだった。


「任せろ、それが相方だ。」


負けるわけがねえ。

それが俺の返答だった。


endm安心したそうで、胸を撫で下ろしていた。


『じゃ、私たちもご飯に行きますか。』


「だな」


長い1日、いや、勝負の1日が始まった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る