第189話 2連配信

「はあ……いやそうだと思ってたよ」


ータイトルで全てを察した

ー草

ーネスイ配信さっきしてたばっかり

ータコパきちゃ

ーまたオフコラボ!?

ー急だなw

ーHESKALって感じ


『というわけで!プリームだぜ!ネスイと春陽とタコパだぜいええい』


『うおおおおおお』


春陽は嬉しそうに近くのソファをバンバン叩き、プリームもそれにつられて近くのぬいぐるみを叩きまくっている。

ちなみに再確認だが俺の家だ。


「生地は作ってんだっけか?」


『『うん!』』


こいつら用意周到だ。

こういうことだけはちゃんとするんだから。


「ちなみに誰が焼くの…って俺しかいないか」


ーネスイ絶望してて草

ーお前しかいない

ーこいつら料理怪しいもん

ーよく生地作れたな

ーネスイもお疲れなんだぜ


『さてーじゃあ私が質問とかマシュマロ返しますか~』


俺がたこ焼きを作ってる合間に、春陽がカチカチとpcをいじってマシュマロを読み始めた。

一方のプリームは、キッチンに行って皿の用意を命令させた。


『えっと、まずはこれ。

 HESKALでやってみたいこと』


やってみたいこと……か。


「春陽は何かあるのか?」


『そりゃいっぱいあるけど~今は3期生全員で配信やりたいな~』


「お~3期生全員かいいな。」


4.5期生という離れ小島とは違って凄く良い。


「ちなみに3期生って何人くらい居るんだ?」


『何人だろ。プリーム、何人か分かる?』


『え~10人くらいじゃないのー』


遠くからそう言った声が聞こえてくる。

てかあいつ皿の用意を遅くね?


『そういうネスイは何かある?』


「そうだな。HESKALもそうだし、もっと色んな人とそれこそ別企業さんとかとも絡みたいな~」


『いいね~Arkenとか私好き』


ー平気で別企業の名前出すの最高

ーおもろい

ーArkenいいよね

ーHESKALとの2大巨頭って感じ

ーArkenと合同運動会とかほしい


『合同運動会!天才かお前!』


あ~ありだな。

てか凄いなよく思いついたな。

視聴者さんには感謝をって、


「もうマネージャーさんに連絡入れてるじゃん。」


『いやいやもうやるしかないじゃん!』


お、おう。

まあ割と良い案だしな。


『はい、これ皿取ってきたよ~』


「しゃあ食べるかぁ」


『食べる!!!』


さっきまでスマホを見ていたとは思えないくらいの食欲を見せた春陽だった。



-------------------------------------------------------------------------------------

『そういや、ネスイって最近何してるの?』


「え~」


最近はただゲームを、って

それ言えないんよな。


「まあ最近はFPSゲームやり込んでるかな~」


『今度やろうよ~プリーム交えてトリオありじゃない?』


「確かにな」


そういやこの3人でFPS回ったっけか?

もう覚えてないや。


『あ、連絡来た』


『オッケー出たわ。』


「ん、早くね?てか言って良かったの」


『いいよ、もう告知するらしいし』


ー即断即決やばい

ーは?

ー草

ーやばい

ー激アツ

ー運動会って言っても何するんだろ

ー色んなゲームで戦うんじゃない?

ーネスイ居るから負けないだろこれ


「お、おう」


こんな急に決まる企業があっていいのかなぁとか思いつつ、たこ焼きを作るのだった。


------------------------------------------------------------------------

【後書き】

短いとか言わないで、最近忙しくて疲れてるの

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る