第172話 垢おかえり!そして伝説へ
【前書き】
明日投稿か今日投稿かTwitterで聞いたら今日になりました。
明日も出すかは分かりません
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「はい、ということでね。垢はちゃんと戻ってきました!」
ーおかえり~!
ーよし!
ーつまりチーターじゃないってこと
ー何よりも衝撃
ー戻ってくるの草
ー早いな
「公式がすぐ動いてくれたみたいでよかった。で俺以外の3人はどっか行っちゃった」
「買い出しに出かけた」
というのも別にハブられたわけではない。
配信を切るのが面倒だからつけっぱにしようみたいな話になって、俺が残ったということだけだ。
今日の夜ご飯がどうなることやらというのは結構な楽しみではある。
というか、wartの事だから大量のお菓子を買ってきそうなんだが……
あれ、今日寝れる?
「ということで、まあ夜の企画も前倒しかな?分からないや。とりあえずなんかしよ」
とりあえず配信画面を俺の画面のみにする。
で、することもないしランクマ周回かな。
皆でやった時にちょっと順位も上がったしもうちょい上げたい。
「コメ読みながらのんびりやるよ。あいつらいつ帰ってくるか分からないし。」
ーなんかやろ
ー縛りだろこれ
ー縛りプレイこい!
ーなんか縛りやらないとお前無双するやん
ー3人来るまで耐久
「縛りか~、じゃあピストルのみにしようかな」
ーいいね
ー苦手なんだっけ
ーピストルむずい
ーまじそれ
ー凄い
ーがんばれ
「初動からピストル縛りなのやばいな。これ取れなかったら負けやん」
と言いつつ降下する。
縛りプレイだから過疎地降り?いやいや、ちゃんと街降りしますよ。
ーそこ降りるのwww
ー縛りプレイ知らんの
ーピストル以外使っちゃダメなの分かってる?
ー一番の激戦区だぞ()
ー?
ーピストル取れなかったら詰むんだけどな
「あ、あれだ!」
降下中に、落ちていた武器を見回した。
なんとかピストルを見つけれてとりあえず安泰かな。
「さて攻めるか~」
物資とか、そんなこと言われてもピストルしか持てないから関係ない。
確か、この家に居たはずだ。一気に行くぞ
「ピストル難しいんだよね~」
弾が小さいし、照準を合わせるのが難しい。
それに加えて弾速が凄い早いわけではないので当てにくい。
ただ、撃つタイミングが個人の自由なのは強みだと思っている。
「とりあえずっと」
普通に移動していた敵に撃つ。
相手のHPが少なく、俺が全弾を頭に当てて、まずは1キルだ。
ーもうおかしい
ー命中率バグってる?
ーん?
ー運営さん間違ってBAN解除した?
ーあれ、
ーチート抜けてませんよ
ー?
「まじでピストル練習しないとな」
世界に行くにあたって、まずは初動生き残る確率を格段に上げないといけない。
だからこそ、初動でどんな武器が来ても対応しないといけないのだ。
「うーん、敵が全員室内か」
ピストルは中距離武器。
遠距離戦ではまず弾が当たらないし、当たってもダメージがほぼ当たらないので不利になる。
近距離戦でもショットガンやサブマシンガンと比べると断然不利。
だからこそ一番強みが出るのは慣れないと分からないものだ。
まあだからといって近距離戦を持ち込まないわけではない。
「さて行くか~」
4人1チーム、1人掛けたら意味がない世界大会。
足を引っ張らないように色んな場合に対応できるようにしとかないとな。
「初手からはずれか」
相手がアサルトライフルとかならよかったなと思ったがそんなに甘くない。
ましてはレジェンドtop帯
ちゃんとショットガンだ。
「だよね~」
ちゃんとシールド持ち。
シールド持ちショットガンをピストルで倒すなんて無茶じゃないか?
「チクチクやるか」
相手がショットガンをすかした隙に2,3発撃つ。
攻められるまでにやらないと意味が無いので、出来るだけ頭を撃つ。
「よし、これで行ける!」
相手がショットガンをリロードし始めた時が狙い時。
俺は即座に壁から出て、ピストルを撃ちまくる。
ショットガンを構え直した時は焦ったがそれまでに倒すことが出来た。
「思ったより今日命中率良い?」
ーまだ頭のみ
ーえぐい
ー200%行く?
ーマックス行ってみたら
ー夢みすぎ
ー200は無理だろw
このゲームは命中率が分かる。
理論値は200%
これは全弾頭に撃ったらという話。
全部頭じゃなく胴体に当てたら100%
ちなみに敵と戦闘状態時で全弾当たらなかったら0%だ。
どういう仕組みかは俺も知らん。
ちなみに命中率における世界ランキングは一応用意されており、キル数×命中率で出たスコアで競う。
あ、ちなみに一位はendmですよ()
「endmの記録がどんくらいなんだっけ?」
ーダントツで伸びてたのは覚えてる
ー一人だけずば抜けてた
ー3477
ー19キル×183%ですよ
ー????
ーまって183ってなにwww
ーは?
「183!?19キルで183%ってほぼ頭やん」
流石に超えるのはきちいな。
せめて2番目でも……
「2位は?」
ー3300くらい
ーendmとだいぶ離れてる
ーそもそも100%超えるのがおかしいんだよな
ー?
ー183とか全弾ヒット確実やん
ー一生かけても無理
「3300か。じゃあどうすればいい?33キルを100%でやればいい?」
ーええて
ー脳筋
ー頭悪いやん()
ー????
ーがち草
「嘘嘘、まあ現実的に考えてendmの記録くらいで20キルくらいで180%盛らないといけないのか」
うわ~きちい。
しかもピストルなんて地獄じゃねえか。
ただ、これを詰める配信とかあっても良いんじゃないか?
てか俺の記録ってどんくらいなんだろう。
エイム悪いししょぼそう。
「まあサクッと練習するだけなんでね」
ーまあそうだよね
ーうんうん
ー今回は普通の配信だからね
ーまさかね
ー今もう10キルしてるけど気のせいだよね
ー裏でキル取ってるのは何
ーいやまさか
ーそんなわけね
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「え?」
いやいや、
「え?」
え?しか言うことないんだけど
「え?」
ー????
ーは?
ーやりやがったwww
ーはいきたああ
ーまじかよw
ーピストル苦手らしいぞ
ー?
ーピストル得意ですねこれ
ー一旦もう一回BANされたら
ーチートかな?
スコア4002
キル数23×命中率174%
「え?」
え、これ現実?
ピストル苦手だったんだけどやけに頭に当たるなとは思ったよ。
いやでもこうなるとは思わなかったって。
「まじで何が起きてる?」
ー俺らのセリフ
ーなにしてんの
ー?????
ーピストルってこんな強いの?
ーあれ
ー……?
ーまじでやってることやばい
ーチート使ってないの?
ランキングは堂々の世界一位。
2位のendmを大きく離した。
しかもピストルとかいう不条理武器で出たことは界隈にすぐ広まった。
その結果
トレンド入りっと。
「まじで最近覚醒してるな…」
自分でもそう感じてきたのだった。
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一方そのころ
「どうする~?何かあと欲しいものある~?」
「どうでしょう…ちょっとメモ見ますね…ん?」
「ん?」
「endmどうしたの?」
「いや、なんでもないですよ、大丈夫そうなのでlucusのところに行きましょう」
「これって本当……4000超え…?」
endmは1人呟いたのだった…。
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【後書き】
ようやく1話出せたああ
テスト週間とスランプに挟まれて一切書けなかったです。
スランプを脱するならえげつない無双を書かないとですね!!!
というわけで投稿していない間にも色々ありがとうございます!!
まだテスト週間なのであんまり書けないですけどこれからも頑張ります!
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