第5話
その後、優ちゃんが目覚めたことで、私は優ちゃんに沢山謝り、同時にあの人も振った。
それからはしばらく、幸せだった。
でも優ちゃんが寝て居る時に付き合って居ることは優ちゃんに両親に伝えられなくて、そして優ちゃんと結婚した。
ある時、あの人がベンチで泣いてる姿を発見した。
その人はどうやら好きな人が亡くなったみたいで、最初は全く、そんな気は無かった。けどあの時の励ましてくれた恩もあり、私は気を許してしまった。
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うん、やっぱり許せるもんではないな。俺は普通にあって欲しくないことのオンパレードだしなぁ。
もしかすると実際は今の俺は魂の存在的な、何かで元の世界の俺は寝て居るとして、
現在、浮気して居るとなると心が痛い。
でも、未来の俺がどう思うかわからない。
「とりあえず、ごめん。やっぱりその話を聞くと許せなくなった」
「・・・そうだよね。本当にごめん、優ちゃん」
「でも、とりあえず未来の俺は分からないからし、生活は安定させて、その上で未来の俺に返してあげたい。だからこれからは仮嫁として、一緒に頑張ろう」
「・・・うん。私も償えるように頑張るよ。」
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