第33話運命の出逢い・雷子
お互いシートに倒れ込み、愛が弾けた瞬間だった・・・。好きだったのに・・・。
「もう離婚して? 義母さんは私の事、嫌いだもん嫌われたらナースの処置はそこでお終い・・・。日本でナースやってる意味がないわ?一人の患者に嫌われて他の患者に良い顔はみせられない! 妹の雷子を置いて行くわ!結婚でも恋人でも何でも為って頂戴!」
止めても無駄という刺青がナオミの背中に彫ってあった。
「何を言っても無駄だよ雷子ちゃんナオチンの性格はね・・・。」
凍り付いた雷子の肩を抱きナオミから引き離し抱き締めた。
「タカちゃん私ね、ナオ姉(ネエ)よりも前に逢ってたのよ?」何で今言う?
「えっ!マジッスカ!?」わざと驚いた。あざといかも・・・。
「なんで?何処で?いつ?」矢継ぎ早に問い詰めた!
何しろナオミよりも早く逢っていた!こちとら全然分からんかった!
「八尾の特約店だったの。」
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