第15話信用出来ないケアマネージャー!

 某総合病院に辿り着いた時、救急隊は既に深夜休日出入り口から母親を搬送し終えていた。

これがプロフェッショナルだよ森浦さん!担当ケアマネの仕事意識に疑心暗鬼を持ち始めた。 

孝は心に憤りを持ち、丁寧に礼を言って救急病棟の入り口へと入る・・・。

「先ずはコロナのPCR検査を滞り無くしますから控え室でお待ち下さい。」

そう言われて我に返りトイレを使用して森浦にメールを送信したが、返信が未だ無いのに気付き今日は三連休の初っ端だから忙しいんだろうと、気にせず置いておいた。

 そして2時間が経ち検査が陰性と判断されて・・・、診察室へ呼ばれた。

「緊急入院ですね。」開口一番主治医と思われる女医にそう言われ・・・。

 言われた時は何だか安心していた。

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