PV依存症になるな!
小説投稿サイトを利用していると、気になるのはPV──ページビュー。いわゆるあなた達が書いた作品に対して、読者フォロワーが閲覧した数字です。一話を読むと1PVが付く。人気作品になれば、一日あたり1000〜10000PVは余裕と言えます。
多くの利用者は朝起きたら、カクヨムにログインして、まず最初に【ワークスペース】を押しているのではありませんか?
全然伸びてないと意気消沈し、めちゃくちゃ多いと心の中で小躍りする。そんな一喜一憂の毎日を過ごす。やめられない状態になったら、それは──PV依存症に陥っているかもしれません。
私がこのアカウントで活動する前は、異世界転生ファンタジーの作品で一日に1200PVは行ってました。カクヨムコンテストのために執筆しましたが、途中で筆が止まり、エネルギーみたいなのが消えていたので、アカウントごと消去しました。読んで下さったフォロワー様には失礼でしたが、一年半ぐらいは投稿サイト関係とは距離を置いてました。
また、カクヨムに登録していますが──昔みたいに必死になってPVを稼ぐ、みたいな気持ちはありません。このエッセイのタイトル通り「エンジョイ系ユーザー」なのでね。
小説を書くのが楽しいのはわかります。けれど、PV数を稼ぐために執筆するのは違うと思う。数字と名の付く「麻薬」を欲しがり、目的を見失うのは本末転倒です。
あるユーザー様が小説投稿サイトは、SNSと言っていたのでその通りだと。ここは雑多に置かれた本屋であり、同じジャンルが好きな人達が交流する場所。そんな場所でどう行動は取るかは──あなた達次第です。
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