盆休みと読書

 盆休みはいかがお過ごしだったでしょうか。


 私は7月15日に、台風7号が地元を直撃しました。

 夜中の2時頃に、トイレに行きたくて起きると──暴風が吹き荒れており、窓ガラスやベランダの扉が「ガンガンッ!! ガガガンッ!」とすごい音を鳴らし、ガタガタ揺れてました。

 そこからまた寝てましたが……あまりにもうるさくて、15日は寝不足気味になってしまいました。お昼には暴風がなくなったので、シエスタ(お昼寝)を敢行です( ˘ω˘)スヤァ


 ニュースで川の反乱を観たりしたので、近畿地方にお住いのユーザー様の無事を祈るばかり。2018年の台風21号の時、私は外で暴風雨の中をコンビニへお昼ご飯を買いに行ってました。傘が吹き飛ばされそうになり、身体も持って行かれそうで怖かった……。


 二度と嫌だと思っても、自然には関係ない話だと実感する日でございました。



 話は変わりまして──台風前に本屋で、町田そのこ先生の『ぎょらん』と『52ヘルツのクジラたち』の文庫版を購入しました。

 私は彼女の作品が好きです。デビュー作の『夜空に浮かぶチョコレートグラミー』や『コンビニ兄弟』シリーズなどなど読破しており、今回はこの二冊を読むことにしました。

 『ぎょらん』は死者が残すとされる朱い珠でイクラにそっくりなことから名前をつけられてます。主人公は元ニートの葬儀社の社員、御舟みふね朱鷺とき。彼は様々な登場人物達が経験する、大切な人の死を通して、成長していく物語です。


 最初のシーンから物語の世界に引き込まれ、最後まで読み切った時は、自分の中に新しい価値観とかが生まれた気がします。

 私の身近な人の死だと……おじいちゃんで、最後に会ったのは中学生の時でした。棺に入るおじいちゃんは、笑っている顔を浮かべていて、荼毘だびにふされた後の遺骨が「死」を実感させたのです。


 作品の解説はタレントの壇蜜さん。めちゃくちゃ色気のある人ですね。二字熟語だと「婀娜あだ」がぴったり。再び休業を発表しているので、お元気になればと思います。



 すみませんが『52ヘルツのクジラたち』は、まだ読み終えておりません。読むスピードが遅い方なので(文庫一冊あたり2日間ほど)、感想とか言えないです。しかしなんと! 帯コメントに「2024年春、映画化決定」と書かれておりました! 町田先生おめでとうございます。絶対に読み終えます。


 ──今日はこのあたりで、失礼させていただきます。それではまたの機会に(^^)/~~~

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る