応援コメント

第96話 バーランドの現状」への応援コメント

  • 傭兵崩れの盗賊集団にとっておいしい村がたくさんありそうですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    この国、傭兵はあまり盗賊などはいないんです。
    正しくはあまり儲からないというか……。
    いないわけではないんですが、傭兵は仕事があるのでそこまでにはならないというか。


  • 編集済

    農村地帯で若い男性が二十年前に戦争で半数以上が帰ってこなかった、それは現在の四十代と五十代の人口、つまり重労働をまだ何とかこなせる比較的高い年齢層の男が正常に比べて大きく減少している状態を意味する。
    そこで農村地帯の若い男性をほぼ全員連れていくと、農業は高齢者と女性が何とかせねばならないことになるが、農作の面積を維持するのはまず無理だし、収穫量が激減するのも目に見えている。
    それはもはや二年以内に食糧不足で飢饉が起き、都市が食糧を調達できなくなるほどだろう。

    その為、食糧を輸入に頼る他ない、が、さらに悪いことに、バーランドは山岳国で海運は無理だし、隣国の帝国とは大山脈に分断されているため、陸路での食糧輸入量なんて高が知れてる。
    それ故に、輸入を帝国に頼る場合は恐らく転移門以外無理なんだが、帝国が転移門の稼働料金を全額負担するとも思えず、つまり帝国が助けてくれても、バーランドは極めて高いコストで食糧を調達するしかない。
    そのコストは貧困状態にある山岳国が負担できるものとはとても思えない。

    つまり、バーランドにとって若い男性を連れていくことは、賭けに負ければ「飢饉で崩壊するか、財政破綻で崩壊するか、大国の傀儡になるか」しか選べなくなるということになるのだが...この国は一体何を考えているのやら...。



    追記:返信ありがとうございます。

    転移門ないんだ...詰んでるな、バーランド。w

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    本当に正確に現状把握されてしまっている(w
    まあおおむねその通りです。
    捕捉すると、転移門は実はアルガンドだけの設備で、バーランドは(帝国すら)持っていません。
    あれはまた特殊な装置でして。
    なのでまともに考えて、アルガンドとの戦争など大勝利を収められない限りは以ての外なのですが……。
    今後どうなっていくかはまた、先をお読みいただければ……。

  • バーランドは大失敗してにっちもさっちもいかない感じですかね。

    これで逆恨みされたのでは、アルガンド側はやってられないですが、だからと占領しても面倒がより増えるわけだけで、穏健派にある程度の条件つけて大人しくさせるしかない感じですかね(^_^;)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    二十年前の大敗で、それでも国を破綻させてないから、実は現国王はそれなりに頑張ってると思います。普通なら国が亡ぶレベルの大敗北です。
    なのですが、一部納得してないやつがいる感じになってます。
    この事件がどういう顛末を辿るかは、今後をお楽しみいただければ(w
    (なお途中の書き直しが全然終わってない……)


  • 編集済

    自国が侵略される危険性が高いので防衛するために働き盛りの男性を仕方無しに徴用するのならばまだ理解は出来ますけれど……。
    これ、放っておいたら勝手に自滅するように見えますな。自国内で絶対に食糧難起きるでしょうし。税収にしても戦時体制だからと言うゴリ押しがいつまでも通じる訳無いでしょうし。
    非生産的な軍事面にのみ投資していたら、国の将来先細り確定だと思いますが。戦争に勝ったとしても、インフラ整備に繋がる訳では無いでしょうに。
    いったい何を考えているのか?ここから逆転可能だと本気で信じる根拠があるのですかね?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    結構やってること破綻してます、バーランド。
    それでもまあ、致命的な影響が出るギリギリにとどめてはいますが、遠からず目に見える影響が出てくるようになる感じ。
    まあ実際、アルガンドの領土を奪うというのはバーランドの長年の悲願ではあるのですが……。文字通り勝てれば、ですね。