第8話 緊張・解脱の1週目・・
2日目(271)からだいぶ時間がたったようだったのに、まだ1週間が過ぎただけであった。とにかくあれやこれやの初の長期入院、家族に迷惑かけつつ身体が自分じゃないみたい。 ※(数字):朝食前の血糖値&歩数
3日目(241)には糖尿病カードと手帳をありがたく頂き、グルテストセンサー(血糖値自己測定用)の購入(¥16,700-)もすみ、いよいよ自己管理が必然となりつつ、主治医からの運動(お散歩他)奨励まで授かりました。
4日目(242,6000)は、早速運動靴を購入して、先ずは院内ぐるぐるで準備運動を行い、そしてジャージに着かえ病院の敷地周り3周と近場にある本屋さんまでの往復を、昼食後の運動として約4500歩ほど歩いたのです。
5日目(228,8500)は、ビデオ教室にて「料理の献立」なるものを3本も鑑賞し、糖尿病患者の工夫された献立や薄味に少しづつ慣れる(工夫)する意義をお勉強したので、病室で以前購入していた参考本にて復習したみたいです。そのおかげか日々出される規則的な食事にもだいぶ慣れてきて、運動している効能で毎食美味しく感じています。
6日目(206,11000)には、ようやく万歩計なるものを、病院の近くにあったベスト電器にて購入し実際の歩数の記録を付けだしたのです。目指すは1万歩/日と室内トレーニング室での自転車こぎでした。
7日目(217,10700)には、シゲルさんの親戚二組の見舞いを受け嬉しいやら恐縮するやらの1日、血縁の従弟もやはり糖尿病を患っていたのを知り、お互いに気を付けようと話し合ったのである。合間にはきちんと散歩をこなし、何とか心配だった教育入院の1週めが過ぎたのです。なお、ボクシングの辰吉くんのタイトルマッチ挑戦でしたが、残念ながらDr.ストップにて負けちゃいました。
【びーる男の回顧】
身体的に言えば、ほぼ20年ぶりの禁酒状態が1週間も続き、パニックや禁断症状が出てもおかしくは無かったのであるが、「退院したら必ずや飲んでやるぞ~!」の内に秘めた強い決意で我慢しながら、先ずは1週間ピクピクしながら何とか持ちこたえたのである。軽い運動を継続中で血糖値も緩やかだけど下降気味なので、とりあえずはほっとした状態であったのです。
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