シゲルさんの糖尿病 奮闘記 😓

第5話 教育入院です

教育入院のはじまり

　東森シゲルことシゲルさん、つい先日40歳になったばかりの営業兼現場勤めの平凡なサラリーマン。遅めの結婚で一女一男を授かり、忙しいなりにも家族との時間を大事に考えていながら、健康でそして普通に生活してきたつもりであったのだが。

何の因果か、健康にやせているつもりが、思いもよらぬ、いやいや、少し、いや多分と予感していた病気になってしまいました。

　結果から言えば、シゲルさんは三大成人病の一つで贅沢病とも揶揄されている”糖尿病”なるものに40代で罹患してしまったのです。

　目の前が蜃気楼のようにゆらめき、今後、自分の一番の楽しみでかつ生き甲斐でもある風呂上りのビールはどうなるのだろうか？などと考えながら、家族や子供の事は少し忘れて、しばらくの間は全く飲めないことを覚悟せざるを得ないのです。

　日記的にはなりますが、シゲルさんがメモしていたものを振り返りつつ、当時の状況をお知らせしたいと思います。

　血糖値高めの方々に、少しでも参考になればと、一昔前の記憶を蘇らせながら伝えてくれます。