その3.楽曲が神懸かりすぎてる
楽曲担当の方々。まずここに並んでください。そうです。一列に。
本来ならアカデミー音楽賞を授与したいところなんですが、私にはその権限がないので、代わりにシュガダミー賞音楽を贈ります。
はい、「シュガー」と「
【へー、これどこの音源を……、え!? 演奏もやってたって!?】
劇中で使用されていた曲、どれが何だろう、気になるなぁ。
そう思って全部スクショし、原曲を探しにネットの海をうろつき、『Con:Fine』に戻って音源を確認して……、という作業をしていて、気付いたことがあります。
めっっっちゃヤバいことやってました、音楽班の方々。
私は音楽も詳しくないので、具体的な違いというのはあまり分かりませんが、使用された楽曲のほとんどが音楽班の方々の手でアレンジされているんです。
具体例を挙げると、冒頭の村の場面で流れるケルト調の曲『Pastorale3』(私がケルト音楽大好きなので真っ先に耳が行ってしまいました)。「弾く」ような音があり、それが朝の明るさや、祭事の日の軽やかさを感じさせてくれます。
しかし、原曲をYou Tubeで見つけて聴くと、こっちはもっとゆったりしている。
はて、この違いはなんぞ? 改めてスタッフロールのスクショを確認する。そこには「Shamisen KONG」の文字が。
え!? これKONGさんの三味線の音なの!? マジで!?
ちょ待てよ、ちょ待てよ。そうするとこっちの曲は……、あ、演奏者が音楽班の人の名前。え、じゃあこっちの曲は……、え? インストをこの作品のために?(この動作を何度も繰り返す)
はい。何がヤバいかと言いますと、本作のために音楽班の方々が、ご自身の持てる演奏技術やアレンジ力を結集させて、カバーをやってたんです。ほぼ全部の楽曲で、です。
大切なことなのでもう一度言います。
ほぼ全ての楽曲で、です。
この事実に気付いた瞬間、膝から崩れ落ちました。こんなにたくさん、しかもより作中の雰囲気に寄せた仕上がりにして……!
凄ぇ……、凄ぇよ音楽班の方々……!
凄ぇよ『Con:Fine』のこだわり……!
半端なさすぎるよ……!
【オリジナル曲まであるってどゆこと???】
開幕からリスナーを一気に物語の中へと連れていってくれる『森の呼ぶ方へ』。ピアノとフルートによる
エンドロールで確認すると、まさかのセプさんの作曲。
おいマジか。これオリジナル曲なんですか?
えぇ……、こだわり凄ぇ……、とここでも絶句しました。
最初のアルペジオらしい音を聞いた瞬間に、世界がガラリと変わることがはっきりと感じられて、完全に『Con:Fine』マジックにかかっていました。
同じマジックにかかったことがあります。それが、小学生のときに映画館で『ハリ・ポッター』を見たときでした。
音楽ってマジで凄ぇ……、と語彙力のなくなった私は、音楽班の方々の技術の結集ぶりに平伏しっぱなしでした。
制作陣の方々、サウンドトラックCDの発売はいつでしょう?(涙目)
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