キャラクター&唯一の魔法全集―――第一部
時間かかってすみませんね。
近況ノートでも説明した通りこの枠は今まで登場したキャラクターの紹介をする枠です。
主に書く内容としてはキャラクターの名前、扱う魔法、そしてちょっとしたキャラの詳細を書くくらいですかね。
おおよそこれまでの話を見た、という体で書いていますが、「まだ全部見てないよ〜」的な人は後のお楽しみで。ネタバレオッケーの民は見てどうぞ。
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・クイナ=エシハ(シーク=ナエハ)
魔導学園の卒業生であり、土の賢者の称号を持つ。主に使用している魔法は『第七位』以下の土魔法と魔石を用いての幻影魔法。そして
・ジダ=ジオン
炎の賢者の称号を持つ、圧倒的な感覚の天才。普通は魔法を安定させる目的の詠唱を全て省いて魔法を使用するという前人未到の事を感覚で成功させた人力チートの使い手。使用魔法は炎魔法と己の身体強化をすることのできるあらゆる魔法。
・ウェルナルド=ダンタリオン
常に冷静な鉄仮面を持つ水の賢者。こっちはこっちで魔法を理解する天才で、ジダが感覚で魔法を覚えるタイプならば、ウェルナルドは理論的に、根本的に理解して魔法を扱うタイプ。属性魔法の才能にも恵まれ、本人の几帳面な性格も後押しし、今では全ての属性魔法を扱える。
・アンナ=ニカ
面倒見のいい性格で『五色の賢者』の纏め役のような存在である。そして属性魔法の中では最強とも名高い風を操る風の賢者。こんな性格だが、実は結構周りに流されやすい性格で、あの時の告白も実はアンナがウェルナルドを呼び出したもので、そしてその告白の裏にはクイナが潜んでいたりする。クイナ曰く「いやぁ……俺もまさかホントにやるとは思わなかったよ。幼少期からの十数年の想いがようやく叶って俺は嬉し……ってえっ?それは言うなって……えっ?もうそんなのウェルナルド以外は周知の事実だぞ……いや気づいてなかったのかよ」。
因みに、
・クレア=ヨルグ
最後の『五色の賢者』で、アンナとは違った形の優しさを持つ、慈愛の塊のような人物。草の賢者の名を冠しており、得意魔法はその名の通り草魔法。ただクレアの
・アインベルト=クエスト
王立魔導専門学校の学園長であり、次元魔法という意味わかんない魔法を操る次元の賢者。クイナが「唯一、あの人の魔法だけは防ぎようがない」とまで言わしめたこの世界の最強の一人だ。クイナほどではないにしても、かなりのレベルの魔力操作の技術も手伝って、空間を切る術を持たない限り、彼女の魔法はどうすることも出来ないほどになっている。魔力操作がある一定のレベルに達したら、体内の魔力を一切の無駄なく循環できるようになったらしく、そのお陰で年を取るのが止まったそうだ。だがその副作用なのかは本人も分からないが、なぜか身体も若返り、今のような姿になってしまったそうだ。「昔はな、ワシもないすばでーの持ち主だったのだぞ?」本人はそう供述しているが、真相は果たして……。
・ティナリウム=エルヴァレイン(ティナ)
エルヴァレイン家の三人娘の次女で、時期剣聖と言われるまでの剣の実力を持つ。剣の実力だけでなく、基本的に運動勉強その他諸々もなんでもできるマルチ型の天才で、尚且つ「最初からできる」という天才の中でも恵まれた方の天才。それに本人は特に努力を嫌っている節もなく、寧ろ積極的に頑張っていく派なので19歳の現時点では出来ないことのほうが少ないほど。
ただそんな彼女でも絶望的に才能が無いものがあり、それが何の因果か彼女が最も好きと豪語している『魔法』である。正確には属性魔法全般の才能がないだけで、実は彼女には魔法師ならば誰もが羨む才能を持っている。それが『魔王の才』。遥か昔に存在していた魔王の持っていた身体的な特徴を引用してこの名前がついている。効果は「莫大な魔力に耐えうる身体」と「異常なまでに魔力の回復速度が早い魔力機関」だけだが、その副次的な影響で、彼女は計り知れないほどの魔力を保持している。
ただそれを扱えるほどの才能と魔力操作の技術はまだないため、宝の持ち腐れとしか言いようがないが。
彼女の性格は、言葉にするなら「自己中心的で、魔法バカ。だけど天才」、こんな短い言葉で表すことができるほどだ。
・ヴェンス=エルヴァレイン
侯爵家であるエルヴァレイン家当主で、当代剣聖。そこそこ王都に近い場所に領を持ち、領民からはかなり慕われてる。見目はかなり迫力があり、才能に恵まれた身体と、それ以上の筋肉、それを最大限扱うエルヴァレイン家の剣術が彼の力の源だろう。そして親バカ。
・カンナ=エルヴァレイン
エルヴァレイン家当主の妻で、かなり魔法にも精通している。剣も扱えることから、魔法界では昔から幻想とされてきた剣魔法を実現させた、実は裏ではかなり名のある人物である。ティナと同じく、外面はかなり良くて家以外では基本的には猫をかぶって生活している。
・ディアフィオナ=エルヴァレイン(ディア)
エルヴァレイン家の三人娘の三女で、末っ子に位置している。次女のティナとは結構年が離れており、十歳とまだ幼さが有り余っている年頃。だが基本的にずっと大人しくあまり人に懐かない性格をしている。その心に果たして彼女の緑色の目が関係しているのだろうか。
・スチュワーデス=バンド
ヴェンス専属の執事で、年は40ほど。彼の主な仕事は領内の管理全般と、ヴェンスの仕事の補助である。それ以外には特に説明することもないが、彼はその仕事に誇りを持っており、それを蔑ろにしたことは今の今まで一度もない。
・ティーゼ=バンド
ヴェンスの専属執事であるスチュワーデスの一人娘で、ティナの専属メイドをしている。父親のスチュワーデスと違い、中々ユーモアに溢れ、そしてメイドとしてはどうかと思うが所々で、雑な性格もある。主(ティナ)に対しては結構甘いところがあり、明らかに法に触れるレベルで、尚且つそれが将来影響してくるようなことじゃない限り大抵のことは手伝ったりもする。……本人が楽しんでいるというのは否定していない。
・ゼクス=ゲオ
クイナの師匠で、クイナがまだ幼馴染たちに出会う前に会った、大げさに言えばクイナの人生そのものを変えた人物。だが心に大きな闇を抱えており、その想いはある某国に魔物をけしかけてクーデターを起こしたほど、ただそのことに関しては世界的なニュースになっているのにも関わらず一体どうして彼は指名手配にもなっておらず、自由に動けるのか……。
・シア
ゼクスの使い魔で、ゼクス特有の魔法を使って自我を強制的に芽生えさせたある種の魔物にとってのイレギュラーである。知恵のある人ならざるものを『魔族』と呼び、知恵のない人に害する生き物を『魔物』と呼ぶのなら、彼女はどっちに位置しているのか。
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ここからは
登場している賢者は六人いますが、ここで紹介するのは『五色の賢者』の五人だけです。正直かなり細かな設定を作っているので、気になる人だけで結構です。俺も作ってる間疲れてきたので、大体こんな感じなんだろうなーというのは文字から察せられるはずです!
・
これの魔法の本質は「必要最低限の魔力だけで構成された形を自由に変えられるゴーレムを作り出せる」という魔法。クイナのカスみたいな量の魔力でも十体は同時に発動できるほどの最高効率を求めた仕組みでできており、尚且つそれはクイナほどの魔力操作の技術と、素材として使う土が魔力を込めなくても形が保てるトンデモ技術が無い限り、魔法陣を丸パクリしても発動不可能。ゴーレムの姿形に関しては人の形に則していればそこそこ自由度もあり、痩せ型肥満型……もしくは棒人間も可能だ。これの真に
・
この魔法で生み出された火は文字通り消えない。それだけの単純な魔法だが、一度魔法が発動したら適当な対処をしない限りいつまでも燃え続ける嘘みたいな魔法。野営の時寝てる時も消えない火が欲しいな、というジダの発想から生まれたこの魔法はクイナとウェルナルドも一枚理論作りに噛んでおり、まだクイナの『独立』の基礎が不十分だった時にその大本となった技術が組み込まれていて、それがこの消えない火を生み出した秘密だ。ただこの魔法に関しての裏話だが、全て感覚で魔法を発動させているジダがどれだけ魔法を複雑にしたら発動できなくなるか、というのを試験的にこの魔法で実験しており、次々にあまり必要のない、且つめちゃくちゃに面倒で難しい理論を魔法陣に足していたところ、ふとした瞬間魔法が暴発して学校が全焼しそうになった。因みに、今使用している
そしてそのこと一連の事実がどこから漏れたのか、一時期はその事件が『神々の遊びで起きた被害』と噂されていたそうだ。
・
簡単に言えば脳が一個増える。思考するできる量も二倍……いやお互いの脳で強力し合うこともできるから二倍以上。すごいね!
実際本当に凄くて、仕組みに関しては魔法陣を使用して発動されたその魔法が、媒体となった魔法陣そのものを使用者の脳と一度同期させて、一瞬にして脳の処理能力部分だけを複製する。そしてその複製された処理能力を持つ魔法陣と、使用者そのものの脳の処理能力を重ね合わせることで二つ目の脳の完成。ただこれでもまだこの魔法は未完成らしく、今は魔法陣に処理能力だけしか複製できないため、記憶を一度お互いを繋いでいる管みたいなものを通らないといけないため、僅かなズレが生じてしまい、その結果地味に脳に無駄な負担がかかっているそうだ。なので今現在魔法陣そのものを改良して、同じ効果を持ちつつも処理能力だけでなく記憶までも完全に魔法陣に複製できるほどの容量を確保できるように頑張っている。
ただこの魔法が
・
文字通り天候を操ることのできる魔法。風魔法を一定以上極めると、魔力操作だけで大気すらも操ることができ、その応用で様々な天気にすることが可能。大気を操ることを本質としているこの魔法は勿論気温操作もお手の物で、彼女を本気で怒らせてしまった暁には湿気が高い、尚且つ猛暑という不快感マックスな状態が連日続くということが起きてしまう。攻撃性能は殆ど無いが、使い道によっては空気中の水分をなくして火事を起こしやすくしたり、台風作って農作物に被害を与えるなど、やりようによっては一番性格が悪いと言われる魔法。ただ、アンナ本人はピクニックの時に晴れにしたり、乾季が続いて困ってる人たちに雨を降らせたりくらいにしか使っていないので、そんな質の悪い使い道は未だ誰も思いついていない。
……そう、クイナ以外は。
・
文字通り死者を生き返らせるヤベーやつ。まだ肉体の腐敗が進んでいないのが最低条件と言ったが、正確に言うと記憶を保持したり演算処理するための脳が無事なら大体なんとかなる。仕組みとしては魔力の源である魔気を、魔力に変換する際の仕組みを少し弄って目的の物質に変化させられるため。わかりやすくすると、
魔気→魔力を魔気→物質に、魔法陣そのものにそういった機構を積んでいるが、それだけでは容量が収まりきらないので、クレアは体内の魔力機関そのものを少し改造することでこの魔法を実現させた。これにもクイナが関わっており、そのクレアの体内の魔力機関の改造を施したのが実はクイナ自身だったりする。その副作用で『概念魔法』をの使用は封じられてしまったが、以前から特に草魔法くらいしか使っていないので本人はそれといって不便には感じていなさそうだ。
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あとがっき〜
作者「ん〜結構仕上げるの遅くなっちゃったな〜。まぁ本編の投稿忙しかったし(なろうのほうで)、それにそれほど期間も空いて無いだろ。」
(作者確認中……)
数秒後、あの近況ノートから既に二十日近く経過していることが発覚。
「……え、うそ……マジ?お、俺の投稿遅すぎ??」
因みにこれマジで呟いたことです。
と、言うわけでかなり遅くなってすみません!というか多分殆どの人が忘れていることでしょう!
それでも俺は完成させました!
こんな性格のやつが完成させたことがもう拍手喝采ものです。理解できない人もいるでしょうが、理解できる人もいるでしょう!(確信)
そんなわけで、これからもよろしくお願いしまーす。
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