菅沼龍平
1.概要
東京都錫見原市の生成に寄与した者。現実世界で金子鈴美と胎児を殺害した。これが錫見原市の材料となった。
錫見原市内、現実共に農業高校へ通っている。
作中では古畑光暉を探すために初期から香織に協力していた。その過程で香織の思想精神が自分と似通っていることに気付き、同志的な価値観が芽生える。
2.パーソナリティ
出会う全ての人間を見下している非常に歪んだ精神性の持ち主。人間の群れを見ては「自分よりも下の人間がこんなにも存在している」と安心するというのを繰り返していた。中学生の頃不良グループに属していたのは「自分よりも下の存在が強がっている」様子を観察して楽しむため。その後、光暉に付き従ったのも「自分よりも高い立場の人間が自分に操られて調子に乗って破滅していく姿」に対して快感を覚えていため。人間を見ているというよりも、多頭飼いハムスターや動物園の猿山を観察しているような感覚。
そこに善性と悪性といった考え方は無く、判断基準は「快不快」である。
3.行動指針
当初は光暉との再会を最大目的に、香織の行動をサポートする。香織と過ごす時間が増えると、彼女のサポートのみを目的として行動する。
また、行動において最優先事項とするのは「手順の少なさ」であり、その次に「目標達成度の高さ」が来る。
4.補足情報
錫見原市本編開始時に投稿された一番最初の事件と、マンションでの穴あき死体の事件の犯人である。
それぞれ、「香織に手を出そうとした(兄探しを理由に近づき襲おうとした)ため」「鈴美信者を拷問し情報を得ようとした」というのが理由である。
5.錫見原市消滅後
香織の葬儀後、響介と村松と共に鈴美らの死体の捜索に向かう。しかし、どれも発見されなかったため、警察などに連絡することなく日常に戻る。
その後は響介が行う東京の怪異事件の調査に協力させられる日々を送る。
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