井森響介
1.概要
古畑香織と最も親密な関係にある少年。本作の「最重要人物」の立ち位置にあるキャラクター。古畑香織が入院していた幼少期に自らも入院して彼女と出会い、その後も交友を深め、彼女の死の間際まで付き添った。錫見原市は彼の夢を根本とした都市であり、彼の願いを叶えようとした神様が無理をしたことが怪異の本質。
神社の宮司の家系で、一応は跡取り息子である。本編開始当初は実父の井森誠之助に対して一方的に敵意を示していた。が、本編内で和解している。現実世界でも神社の息子である立ち位置は同じ。
幼少期の交通事故で左目を失った。生殖機能を失ったとも言われているが、失っている可能性があるだけで確定した事実ではない。
元々実家の神社で祀っていた薬子母神の神使である犬達によく好かれる特徴を持つ。
2.パーソナリティ
基本的な性格は善良であり、好奇心旺盛なオカルト大好き少年。ただし自らの好奇心や目的の為には周囲への善性を忘れる場合がある。父親や伯母(守上家)の教育によって振る舞いは「育ちの良いお坊ちゃん」のそれであるが、父親の影響か素の口は悪く、それに加え悪知恵が働くため舌戦を得意とする。しかしその舌先は古畑香織を思いとどまらせるには至らなかった。
3.本編内での勝利条件
①錫見原市の謎の解明
②古畑香織との対話
③-1現実世界への帰還
③-2自らの死
③-3錫見原市の生贄になる
4.行動指針
基本的には好奇心を最優先事項とする。反社会的ではないにしろ行動そのものに善悪的な判断をしない。
時間経過で香織の命を優先する行動をとる様になる。
5.フレーバー情報
当初、菅沼龍平と親友になるルートが存在したが、菅沼の殺人容疑が思っていた10倍くらい早く訪れたので全部破棄になった。
6.錫見原市消滅後
父から離れるために借りていたマンションの一室で目覚める。目覚めてすぐに香織の入院先へ駆けつけようとした。その道中でバイクに乗った菅沼と合流、菅沼の巨体をたまたま見つけた村松凛とも合流し、香織を看取った。
香織の死後、彼女を追いかけるようにして更にオカルト調査をするようになる。主に村松と菅沼を巻き込みつつ、現実の怪事件を調べに行くようになる。
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