第15話
起きたら始業式開始5分前だった件について、先生よ、俺のこと起こして欲しかったわ〜、はぁ〜
「うわっ、寝てた」と、起きたとき思わず声が出た、そうすると、近くから「え、寝てたの?」という声が聞こえる。
寝てるって思わなっかたのか、それはしょうがない、心の中で謝っておこう。
先生達曰く(驚きの声)「あれで寝てるのかよ」「背筋めっちゃ伸びてたな」
というのを聞くと、自分がどんな格好で寝ていたのか気になる、が
そろそろ始まりそうなので、まだあまりちゃんと起ききって無い頭を起こすために軽いストレッチをする。
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「わぁ、大きいな」
学校見学のときにも見たはずだが中学の時とは比べ物にならないほど大きな体育館や学校全体にはいつ見ても圧倒される何かがある気がする。
「ほら、早く行くわよ」
「はぁ〜い」
返事をして少し先まで行ったお母さんを小走りで追いかける
始業式が始まり色々な人の話が始まる
「校長先生のお話です」
頭の髪が薄く、白髪、小太りだが、とても清潔だ、ぱっと見で校長だとわかる容姿をしていた
「はじめまして、みなさんは今日からこの上野原高校の生徒となります、それではー」
校長先生の話はいつだって退屈だ、そう思っていた時期が私にもありました
なぜなら...‥
「本当の校長先生にお越しいただきましょう」
と、いうと少し長い髪を派手なピンクに染めピアスを多く開け到底校長先生とは思えない人が出てきた
?????
頭の中が?で一杯になりそうだった
さっきの校長先生(たぶん)の言ったことが本当だったらあの人が本当の校長先生らしいが、そうは思えない、だってチャラ過ぎやしないかな、でも案外似合っているのが憎めないそれとイケオジというのか、これはこれで...( ・∀・)イイ!!
「えー皆さんに一つだけ話があります。この学校は!校則が!緩い!が、勉強はちゃんとやってくださいね、まぁ、このあと渡される学生手帳にも書かれてるけど絶対に守ってほしいことをこれから話します」
なんだろう、校則が緩いのを体現したような人だ
「一つ、授業には遅れないこと、二つ問題を起こさない事、三つ勉強をちゃんとする事、四つ青春を謳歌する事、五つ、青春を謳歌するために止む終えず問題を起こす場合は起こしてもいいが、責任は取ってもらう、以上だ、せいぜい楽しんでくれ」
う、うおぉぉぉぉぉぉぉぉやばい学校に入ってしまったかもしれない
「では、生徒代表加賀 友近さんの話です」
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