第6話

土曜日の朝は特に寝起きが悪い。金曜の夜に、明日はアレもしたいコレもしたいと計画を立てて寝るのであるが大体、太陽が高くなった頃に起きるのが常である。


そして起きた所で、昨日の晩に立てた計画は面倒に感じている。しかし時間も暇もあるから何かしたいと考える。暇という無色透明の怪物を倒さねば1日中、何かしなければという焦燥感に煩わされる事になる。


自分は暇という怪物を倒すために、汗だくになりながら「充実しなければならない」


そうなると本当の「充実」は一般的にウケが良く無い、家でゴロゴロするという事が一番良いのではないかと感じる。

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