幼馴染みの勇者パーティから幼馴染みの魔法使いが追放されたので、幼馴染みの俺も一緒にパーティを抜けて幼馴染みの魔王軍に降る

 傭兵団団長の3男として生まれたジン・ミャックは、幼い頃から各地を転々として暮らしてきた。

 しかし彼が15歳になった頃、魔王軍の台頭により人類間の戦争がなくなり、傭兵団は廃業。

 幼い頃から付き合いのあった宿屋の息子、オイダ・サレルが魔法使いとして独立する際に共に冒険者登録し、コンビを組むことに。


 その翌月、幼い頃から何度か傭兵団が雇われた子爵家の息子、ユウ・シャデンガナが国から勇者の称号を受けて魔王討伐に出発。

 幼い頃から付き合いのあったジンもパーティに誘われ、オイダと一緒ならという条件で、勇者パーティに加わることに。


 ジンはその腕っぷしで、オイダは接客業経験からの細やかな気遣いと環境整備でパーティに貢献していた。

 しかし、ユウはオイダが勇者パーティのメンバーとしては実力不足として、ジンに無断でパーティから追放。

 後から知ってそれを不服に思ったジンも、ユウと共にパーティを脱退すると宣言。

 同じパーティのメンバーでありジンが幼い頃から付き合いのあった教皇の息子、セイ・ジンデオマや、幼い頃から付き合いのあった軍師の息子、グン・シデアールらが引き止める中、オイダを追って出ていくことに。


 人類の希望である勇者パーティを追放されたことで、人類圏では肩身が狭くなった2人は、ジンが幼い頃に何度か傭兵団が滞在していた魔王国へ出奔。

 幼い頃から付き合いのあった少女、マオ・ウデヤンスが今代の魔王であるとを知り、ジンとオイダは魔王軍に参加することに。


 魔王軍はジンの手引で幼い頃から付き合いのあったエルフの族長の娘、エル・フドスエを通じてエルフ族との同盟を結び、またオイダの家業の経験から兵士の生活環境や食生活を改善してゆくことに。


 一方その頃、人類圏では幼い頃から付き合いのあった王太子や、幼い頃から付き合いのあった大商人らが、ジンが魔王軍に入ったことを知り、それぞれの思惑で動き始めることになる。

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