第36話羽弦のパチンコ四方山話2
初めてパチンコで大勝ちしたのは、CRヤジキタであった。あれは、学生の頃。
関東の大学に進学して、東武東上線で池袋まで出て乗り換えて、パチンコ必勝ガイドの本社の近くにある、高田馬場で降りて適当なパチンコ屋を巡り、打ってみた。
学生だから、財布には2万円弱しかない。
アルバイト代の1部はサークル活動に、残りは生活費とパチンコ代。
あの頃は、パチンコで食えた。
負けても2万円まで。勝つためなら、単発でも交換して5000円の勝ちを優先する。
で、ヤジキタを打つと、左右同時停止で、確変を引く。19連チャンして、他の台で残りのパッキーカードで2連チャンした。
10万円手に入れた。
その半分は貯金して、半分で生活費を補った。
それから、ちょくちょく大勝ちするようになる。
確変中にバイト時間になり、ぶん投げた事もあった。バイト仲間は休めば良かったのに!と、言っていた。
その代わり大負けしたのは、社会人になってからだ。
スロット4号機時代に、14万円負けが最高の負け額。
また、仕事で稼いでいたので何とか生活は出来ていたし、財形貯蓄もしていたので心配していなかった。
スロットで3回万枚出した。あの頃は、パチンコよりスロットだった。しかし、4号機が外されるとまた、パチンコに戻って来る。
やはり、地道に羽根モノや甘デジを打ってる方が性に合う。
セミプロなら、10回打って7回は勝たなくてはいけないが、何せ種銭と時間の束縛によりあまりパチれないし、最近の機種は突破して80%継続率があるのにスルーする事がしばしばある。
また、封入式のスマパチはパチンコを打った気になれない。
激しいミドルタイプばかり打っていたがここ数年甘デジを主軸に立ち回っている。
今月の19日は予定が入ってないので、フィーバークィーンでも打ちたい。
あれは、神台である。
収支もこのエッセイに書いているが、1勝2敗で、トータル2000円勝ち。
甘デジで万発の夢を見てみたい。
データだけじゃ、勝てないよね。今のパチンコは……。ちなみにパッキーカードは西に行くとパニーカードと呼ぶ。
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