「裏庭のドア、異世界に繋がる」こぼれ話とSS置き場

＊こぼれ話の詰め合わせ 2缶目

形もふぞろいなこぼれ話をぎゅっと詰め合わせました。お好みのものはありますか？

紅茶とハチミツと合わせてお楽しみください。

＊ミドルネーム

この世界では高位貴族がミドルネームを持ちます。教会がつけてくれるものです。

ですがリアムにはない。正確にはエヴァンス家の子どもたちにはついていません。色々あった結果です。

＊花の女神の月

恵真とアッシャー達が出会った月です。

この世界では○○の女神の月など

神話に由来したものとなっています。

＊一週間

「光・水・土・火・雷・氷・闇」

魔法暦、これも宗教に由来しています。

世界が光より始まったため、週のはじめも光からです。

＊「スパイス効いてるっすね」

23話のバートの言葉です。恵真は香辛料のさじ加減。バートは皮肉が利いてる。そんなニュアンスで使っています。こういった勘違いがしばしば起こっています。恵真がその意味に気付くのは37話です。

＊麦茶

実は前々から恵真はアッシャーとテオに

麦茶を出したいと思っていました。

カフェインを摂りすぎるのは子どもの体には良くないから、そんな理由です。

＊バゲットサンド

アッシャーが初めて食べたのは20話です。美味しかったのと気軽に食べられたことを思い出し、31話で恵真に話しました。それを外で販売するのもアッシャーの案です。このことが喫茶エニシと恵真を変えていきます。

＊冒険者ギルド用のバゲットサンド

正確にはホットドッグですね。もちろんバジルも入っています。説明にも困るのでバゲットサンドという名称で恵真は通します。ロールパンなので恵真も買い求めやすく、コストも抑えめです。

＊「その日によって異なっても」

どんなものがいいかと意見交換する42話。

リアムは薬草入りなら他は日によって違ってもいい。それは恵真の負担軽減を考えてです。でも、恵真は日替わりサンドはお客さんに喜んで貰えるかも！そんなふうに思ってる。こんなところにも何気なくすれ違いや勘違いが起きています。

＊自由市のお米

細長くパラパラとしたインディカ米に近いもの。

＊クロの毛

艶やかな毛並みで美しいクロ。短毛種です。

毎日のブラッシング。恵真を起こすこと。朝晩の家の見回り。これを欠かさず行っています。それ以外は基本恵真の側にいます。

＊苗字

貴族以外は持ちません。でもなんとかなります。例えば、「パン屋のリリアちゃん」「ハンナさんとこのアッシャーくんとテオくん」こんな感じです。

＊バートの言葉遣い

誰にでもあんな感じです。そのため、街の人はバートには気軽に話しかけます。誰にでも同じ話し方…テオと同じですね。でも子どもの頃は違いました。

＊市場のわたあめ

風の魔法使いが作っています。形が自由に変えられるのですが、そこには細やかな魔力の操作が必要です。ここにそれぞれの力量が出ます。

リアムは1度だけ兄のシリルに頼んで買って貰いました。嬉しくて食べられなくて翌日の朝にしぼんでしまったのですが、兄と分け合って食べました。リアムにとって市場で庶民の子と店に並んで買った、そんな特別な経験です。

＊パトロール

お隣の岩間さんが見かけたクロの見回りです。朝晩している模様。クロなりに家を守ってくれてるのかもしれませんね。恵真も心強い…はず。

＊朝ごはん

クロが先です。クロが恵真を起こして朝食をクロが食べ始めます。4話でも朝ごはんを催促されている姿が出ていますね。

＊テトテト

クロの足音です。テトテトと歩いて恵真の側にいます。

＊紅茶とハチミツ

バートの中の鉄板です。「SS　リアムと屋台　～そのあと～」では緑茶にも入れています。

いかがでしたでしょうか。

ちょこっとした話ばかりですが、お楽しみ頂くためのエッセンスになっていたら嬉しいです。