第11話 ラナにて
黎威:あーあー。送信チェックだよ。ちゃんと届いてるかな?
彩楓凜:うーあー
乃藍:のーあー
天蓮:ああ。時空の彼方にそびえ立つ摩天楼まで木霊しておるぞ
黎威:問題ないみたいだね。お昼に話した僕の家に来る日のことなんだけど、いま決めてもいいかな?
彩楓凜:いいよー!
天蓮:良いぞ
乃藍:おけ
黎威:よし。じゃあ土曜と日曜のどっちが良いかな?
天蓮:余には暫しの間天啓により定められた宿命がない故に如何時でも構わぬぞ
黎威:天蓮はいつでも良いっと
彩楓凜:2日連続でいいんじゃない!?
黎威:それも良いかもね
乃藍:日曜は姉さん来るから無理
黎威:了解。というか乃藍ってお姉さん居たの?
乃藍:いる
彩楓凜:写真見たことあるけど乃藍ちゃんをおっきくしたみたい美人さんだったよ!
乃藍:姉さんは私の理想
天蓮:ほう? それは一度お目に掛かりたいものだ
黎威:僕も見てみたいな
乃藍:姉さんの店で撮ったやつ送る
システム:乃藍が写真を送信しました
乃藍:わたしの隣にいるのが姉さん
黎威:おお。瓜二つだね
天蓮:ふむ。確かに乃藍の未来像と言われても気づかぬやもしれぬ。
しかし……まさか黒白の
乃藍:でしょ
彩楓凛:ここのオムライス美味しいんだよねぇ(*´﹃`*)
乃藍:姉さん「最近彩楓凛が来てない」って寂しがってた
彩楓凛:そうなの!? 黎威くん一緒に行こうよ!
黎威:案内よろしくね。えっと乃藍が日曜日ダメってことは土曜日に決まりかな?
乃藍:ん
彩楓凜:明日は早寝しなきゃ!ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
黎威:覚えてたら朝に電話するよ
彩楓凛:ありがと!(〃▽〃)
天蓮:承知した。土産を期待しておくがいいぞ
黎威:楽しみにしとく。曜日は決めたから後は時間かな。ちょっと準備があるから9時以降ならいいよ
乃藍:じゃあ9時にいく
天蓮:余も9時に出向こう
彩楓凜:……10時でお願いしますぅ(´・ω・`; )
黎威:10時でいいかな?
乃藍:ん
天蓮:ククッ。心得た
彩楓凜:ありがと!(*-∀-*)ゞエヘヘ
黎威:では土曜の10時で決まり
乃藍:ん
天蓮:真魂に刻んでおこう
彩楓凜:はーい!
天蓮:む?……はぁ。またか
黎威:どうしたの?
天蓮:いや大した事ではない。
黎威:ふふっ。また来たの?
天蓮:ああ。いい加減飽きてきた……
黎威:任された
彩楓凛:いってらっしゃい!
乃藍:じゃあね
黎威:僕も夕飯の準備するからまた明日ね
彩楓凛:黎威くんまたね! 私もお菓子食べてこよー!ε=ε=ε=(ノ*>∀<)ノ
乃藍:夕飯前じゃないの?
彩楓凛:ママに没収されちゃった(´;ω;`)
乃藍:怒られた?
彩楓凛:うん……おやつじゃなくて夕飯食べなさいって(´;ω;`)
乃藍:お母さん正論
彩楓凛:うぅ……そうだ! ママの分無くなるくらいご飯いっぱい食べちゃお!
乃藍:小さな反抗だ。がんば
彩楓凛:ご飯できたみたい! 食べてくるー!
乃藍:いてら
甘えん坊の彩楓凜さんが『甘えさせる』と言ってきたが多分忘れている 冥之灼月狐 @syakugetuko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。甘えん坊の彩楓凜さんが『甘えさせる』と言ってきたが多分忘れているの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます