第48話

過去編


「お兄ちゃんが??」


妹の春はお母さんから聞いて衝撃を受けていた。


そんなの、今日はタコさんウィンナーを持って来るって約束したのに、


いつも、見た目は可愛いかないけど、持って来る、お兄ちゃんと会えるのが楽しみだったのに、


私の生きがい、私はこんな病院でも


「大丈夫、意識はあるし。すぐに戻る見たいよ」


その言葉に安心する。

でも、でも


「・・・」


お兄ちゃんを迎えにいけないことが悔しい。いつもそばに居るのに、お兄ちゃんの側に居られないのが辛い。

ーーー 

その後しばらくお兄ちゃんと会えない寂しい日が続いたけど、お兄ちゃんは包帯を巻いてやって来た。


私はあった瞬間に、私を置いて別な女の子を守ったことに文句を言いたい。


「馬鹿!お兄ちゃんのバカ」


ーーー

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