不可能な完成された作戦
「昨日晩駅に爆弾を仕掛けた。解除方法はいたってシンプルだが教えるわけにはいかねえ。時間制限はお前らの統制によって変わる、見つかることはねぇだろうが思う存分探してこい。」
「先日の立てこもりから作ったものだから、そこまで威力はねえけど。」
「駅に爆弾が仕掛けられたそうだ、規模はXYZ軸ともに1Kmレベル。どこにあるかは判明しておらず、現在爆弾処理班が向かっている。君らにも残り10分までは」
「了解」
「何なんだよ。これから通勤だっていうのに。」
「お前もいたか。電車止められたから通勤できないよな。ほんと勘弁してほしいほな。」
「おう、お前らここで何してんだ。ここは爆弾があってってそれか。」
「わかった。どこにあるんだ。」
「この駅の中にある。それ以外分かっていない。」
「まず駅のホームだが、それはないだろう。駅のホームは駅員に聞いていたが、怪しい人はいなかった。と言っていたし、最も人が多い時間帯にそんな怪しいことができるわけない。」
「次は、売店だ。一番隠しやすいが、逆に怪しまれやすくなる。だからないだろうな。」
「昔運動会に使われてた火薬紙で起爆って出来ないだろうか。」
「ああそれはできるかもしれない。エラーを起こしてもそこで起爆すればいいだろう。」
「なら破壊力を上げればいいのか。紙にしみこませることで爆発させられる都合のいい物質があるのか。」
「ああ、あるよニトログリセリンっていうんだけど。ちゃんと扱えば土木工事に使える優れもの。ただし戦争に使うこともできるやばいやつ。ノーベルさんが見つけたやつ。」
「確かにさすが教授様だ。」
「俺は心理学者だ。」
「まじで、初めて知ったよ。」
「何回かいっているのだか。」
「そんなことどうでもいいんだよ。」
「そうだな。この考察を伝えにいくか。まだ確定ではないけど。」
「分かった。協力感謝する。確かに甘い香りがする。駅員に調べて貰おうか。」
「確かに君らの考察は正しかった。あんな斬新なアイディア思い付くなんて犯人ながら感心するよ。」
「確かに言われなけれは気づかなかったな。そもそもどうやってそんな劇物作ったんだろうか。」
「そういえばやつ教員免許持ってたぞ。それなら話が合うな。」
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