俺は男だ!そして旅をする

俺は男だ、銭湯入るときは青ののれんに男と書かれた所に入らないといけなかったらしい。

なるほど、理解した。

「よしっ」

気を取り直して、俺は前から気になってた

駅弁というものに手を出してみようと思う。


向かってる途中で人が、旅と言えば駅弁よねって言ってた。

なるほど、そうすることで効果がアップするのかー。

じゃあ俺も

駅弁は上手いというこの噂の効果をアップさせたいな。

「そうだ、旅しよう」

新幹線の切符を買って、駅弁のある所へ!


スタスタ ピタリ


歩みが止まる目先には、駅弁の売り棚が空っぽ。

立ち尽くす俺のもとに


店員さんが来て

「すみません、売り切れてしまいまして。今日は日曜日なので混むんですよ」


やっぱり人間なんて○ね、ば良いのに。


ここでキレて、元の形態に戻ってもいいんだぞ?


ふらふらーと立ち去り辺りを探すも、何処もない。


過ぎていく時間は徐々に新幹線の時刻に合わさっていく。


あーほんと、し○ばよいのに

全人類4ねば良いのに


死なないなら俺が殺そう、そうしよう。殺意が芽生え始め

人類嘲笑団の幹部の一面本来あるべき姿が、顔を出した時!


向こうの店から、何かが輝いているではありませんか!


急いで光を放つ店に入ると、美味しそうな駅弁が一つだけ置いてあった、俺はすぐ手に取りレジに並んだ。


「ふふふふ!俺はったぞ!」

どやぁ!

このまま上機嫌で、新幹線の乗り場に行き


乗った。



流れる景色は、己が飛んでる景色とは違い

ゆっくりで落ち着くものだ。


「さて」

割り箸をわり

いざ駅弁を食べる。

もぐもぐもぐ ゴクン!

「最高だ!最高すぎる!」


俺の止まらない手を止められるのは、誰もいない。

主ですらも無理だね。

苦労したから、余計に上手し!

「ご馳走サマー」


満足。



帰ったら主に話そー。


ーーーおまけーーーー

もちろん、旅先も楽しんだよ。

一番は食べ物だけどね!

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人間初心者 bbキャンセル君 @aiumi

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