■■■第一章の登場人物・用語集■■■
■■■メインキャラ■■■
●
主人公で並木野中学校2年A組の担任教師。
30歳独身。彼女いない歴=年齢の童貞。
180cmを超える長身で、顔もそれなりイケメンなのだが、気弱な性格でいつもオドオドしている為モテない残念な男。
生徒達にも舐められっぱなしで日々頭を悩ませている。
実はいざという時には、勇気を振り絞って行動できる芯の強さを持っているのだが、それに気づいている者少ない。
結構な内弁慶であり、基本的に平和主義でお人好しの善人だが、気を許した相手に対しては容赦がない一面も持つ。
ひょんなことから妖精プモルと契約して、魔法少女チェリーピュアハートとなる。
●魔法少女チェリーピュアハート
【挿絵】
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330662721384080
主人公・桜井心一がプモルと契約して変身した姿。
宝石のようなピンク色の瞳に、真っ白な肌、腰まで届くほど長いピンク色のツインテールをした美少女。
見た目は14歳前後で身長も140センチ弱しかない、童顔で小柄な少女だが、胸は大きく、腰はくびれていて、お尻はキュッと引き締まっている、所謂ロリ巨乳体型。
服装はピンクを基調としたフリルのついたミニスカートドレス風の衣装を纏っている。
マジカルステッキを様々な武器に変化させて戦う。
現状は最弱レベルの魔法少女だが、成長の余地はある模様。
●桜こころ
【挿絵】
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330662721434369
主人公・桜井心一が半変身モードの時に名乗った偽名。
安直なネームだが、本人は結構気に入っている。
魔法少女姿と比べると、髪や瞳の色が茶色っぽくなっており、街を歩いていても違和感はない程度に変化している。
だが、童顔で小柄な体格の割に、スタイル抜群なロリ巨乳美少女であることには変わりはなく、すれ違う男性の視線を集めている。
●プモル
【挿絵】
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330662721468326
魔法の国からやってきたと自称する謎の生物。
見た目は可愛らしい黒猫で、背中に羽が生えている。
汚れなき10代の少女か、汚れなき30歳以上の男性を魔法少女にして地球を守ることが使命。
語尾にプモをつけて喋る。
可愛らしい外見とは裏腹に、限界オタクを煮詰めたようなクズでゲスな腐った性格。
セクハラ魔神。処女厨。
ドスケベの変態妖精だが、戦闘面の作戦立案やアドバイスは非常に有能で、かなり頭が切れる。
●
【挿絵】
https://kakuyomu.jp/users/mezukusugaki/news/16817330662721550689
主人公のクラスの生徒で、14歳の中学2年生。
校内一の美少女で、まっすぐ切り揃えた前髪に、腰まで伸ばした艶やかな黒髪、勝ち気そうな大きな瞳に長いまつ毛、肌は透き通るように白く、手足はスラリと長く細い。
年齢にしては発育が良く、身長は150センチ弱だが、出るところは出て引っ込むべき所はしっかりと出ている。
成績優秀、容姿端麗、おまけに運動神経抜群の才色兼備な美少女だが、主人公に対してはメスガキな態度をとることが多く、事あるごとにからかっては遊んでいる。
挑発的なセリフを言うことは多いが、本当は心優しい性格をしている。
14歳にしてBランクの優秀な探索者で、時逆の右手 (クロノリバース)という、対象の時間を戻す特殊技能 (ユニークスキル)を持っている。
■■■その他のキャラ■■■
●
主人公の同僚で24歳の女性教師。
肩口まで伸びたウェーブのかかった綺麗な茶髪に、優しげな雰囲気を纏った美人。
170センチ近くの長身に、モデルのようなスレンダーな体型、更にはバストも豊満という、完璧なスタイルの持ち主。
社会人2年目の若手だが、面倒見がよく、頼り甲斐のある性格で、男女問わず人気があり、生徒だけではなく同僚の教師達からも慕われている。
主人公も密かにいい関係になれたらなぁと思っている相手であるが、当然そんなことは口に出せないヘタレなので、今のところはただの同僚止まりである。
疲れた様子の生徒や教師を見ると、やたらスキンシップを取ってくる癖があり、彼女に触れられると不思議と癒されるという噂がある。
不審な行動が多く、何かを企んでいるようだが……?
●アリス・アークライト
16歳のイギリス人美少女。
金髪碧眼で、小柄で華奢な体躯に人形のように整った美しい容貌をしている。
映像記録系のレアアイテムを持っており、動画配信サイトに自身のチャンネル"アリス・イン・ダンジョン"を開設しているカリスマ配信者。
そのチャンネル登録者数は全世界で1億人を超えており、今最も勢いのある新進気鋭の探索者。
マンチェスターダンジョンのレッドドラゴンを討伐したことによって、"世界探索者ランキング"の3位にまで上り詰めている。
●
主人公の住むマンションの隣の部屋に住む、18歳の女子大生。
赤茶色のミディアムヘアで、片方の目元が隠れるほどの長い前髪をした、おっとりとした雰囲気の少女。
人見知りが激しく、コミュニケーション能力に欠けているが、心優しく思いやりに溢れた性格をしている。
見た目は地味な印象を受けるが、実はかなりの美少女で、スタイルも良い。
ねこが好き。
プモルによると魔法少女の資質があるらしいが……?
●
主人公のクラスの生徒で、短く切り揃えた金髪に、整った顔立ちをしているもののどこか粗暴な印象を受ける少年。
口も性格も態度も悪く、大人や周りの人間を見下しているが、いじめや犯罪行為などの悪行はしない。
並木野市最強の探索者で、普段の印象とは裏腹に、ダンジョンでは非常に慎重で冷静沈着に行動する有能さを見せる。
クラスメイトの多田野茂武と一緒に行動することが多い。
●
主人公のクラスの生徒で、特徴のないモブ顔の男子生徒。
葛城勇星の腰ぎんちゃくで、彼の後を金魚の糞のようについて回っている。
あまりにも印象が薄い顔をしているため、主人公はいつも名前を忘れてしまう。
一応Cランク探索者でそこそこの実力者。
半径200メートル以内の生物の気配を探ることができる索敵スキルの持ち。
●
無精髭を生やした筋骨隆々の大柄な体格をした40代半ばの男性。
ダンジョン資源を初めて持ち帰ることに成功した探索者であり、探索者の歴史を変えた偉大な英雄。
レベルアップ能力を持たないにも関わず、圧倒的な力でモンスターを次々と屠り、瞬く間に世界トップクラスの探索者となった。
現在はWEAの日本支部長に就任している。
主人公の憧れの人物。
●
金髪で耳にいくつもピアスをつけた大学生くらいの年齢のCランク探索者。
典型的な傲慢不遜な性格をしており、無能力者を馬鹿にしている。
いつも鞄に大金を入れて持ち歩いており、それを周りに自慢している。
R18なら大活躍できそうなポテンシャルを秘めていたが、残念ながら、ここは全年齢向け世界だった。
●スキンヘッドの男
主人公と同時期に準探索者になった男。
非常に大柄で筋肉質な体形、目つきも鋭く、見た目はチンピラそのもの。
主人公にゴブリンの大軍を押し付けて逃げるという卑劣極まりない行為をしたが、のちにデヴォラスに食い殺されることになる。
●ゼット
葉月紗理奈の相棒である白く美しい毛並みをした子犬。
プモルと同じく人語を解するが、こちらはプモルと違って賢そうな口調で話す。
その正体は、現状では謎に包まれている。
■■■その他用語等■■■
●探索者
通称"ダンジョンエクスプローラー"と呼ばれる。
ダンジョンに潜り、レベルアップ能力に目覚めた人間のこと。
国家資格であり、探索者の資格がないものは通常ダンジョンには潜れない。
先進国では大抵の国がこの制度を導入しているが、WEAに加入していない発展途上国の中には未だ導入していない国もある。
●凖探索者
レベルアップ能力を持たないが、ダンジョン産の武器を持つことによってダンジョンに潜る資格を得た存在。
基本的にランクはEまでしか上がらず、潜れる階層が制限されたり、序盤から凶悪なモンスターが闊歩するダンジョンへの入場制限がかかる。
●ダンジョン
ダンジョンゲートの先にある、地球とは違う異界。
内部には魔物と呼ばれる異形の怪物達が跋扈しているが、貴重な資源や世にも珍しいアイテムの数々が存在している。
なぜダンジョンが出現したのか、いつダンジョンゲートが閉じるのか、そもそもダンジョンとは一体なんなのか、全ては謎に包まれている。
●ダンジョンゲート
今から10年程前、突如世界中に現れた空間の裂け目。ダンジョンゲートの先にはダンジョンがある。
●探索者ランク
Fから始まり最高でAまで上昇する。
凖探索者は基本的にEまでしか上昇しないが、その功績によってはそれ以上に上がる可能性は僅かにある。
世界探索者ランキングにランクインした100名のみが、Aランクに昇級できる。
ちなみに一度Aランクになっても、世界探索者ランキングから落ちるとBランクに降級する。
●レベルアップ能力
ダンジョン内に入った際、10代の少年少女の一部だけが、目覚める特殊能力。
この能力を持つ人間は、ダンジョン内部では身体能力が劇的に向上し、スキルという不思議な力を手に入れる。
モンスターを倒せば倒すほど強くなり、レベルアップが1上がるだけでも、一般人との差は大きく開く。
若い世代ほど、その力は強く保たれる傾向があり、30歳になるとその力は失われるとされている。
●ダンジョン資源
貴重で有用な鉱石や、モンスターから取れる魔石とその素材。
または、若返りの薬や、どんな病気や怪我でも治してしまうような秘薬など、ダンジョン内でしか入手できない様々なアイテムのこと。
●魔石
こちらの世界には存在しない謎のエネルギーを内包した物質。
原発のようなリスクのある発電設備に代わるクリーンエネルギーとして既に世界中で普及してる。
エネルギーを使い切ると跡形もなく消滅してしまうため環境に優しい。
●WEA
世界探索者協会 World Explorers Association。
探索者を統括するための組織で、今や世界中に支部がある世界有数の大組織。
かつての石油国家よりも潤沢な資金を有しており、世界各国から優秀な人材が集まっている。
●世界探索者ランキング
持ち帰ったアイテムや素材、討伐した魔物や攻略したダンジョンの規模などによって世界探索者協会(WEA)によって独自にランク付けされるもの。
1位から100位まで存在し、このランキングに載った100名のみが、Aランクに昇級出来る。
上位の人間は年収100億円を軽く超え、財力、名声などを兼ね備えたスーパーアイドルのような存在。
●並木野市
東京都の郊外にある、主人公・桜井心一が住む街。
日本で最大規模のダンジョンがあり、探索者の子供も多く住んでいる。
ダンジョンの出現により、急激に発展した都市で、街の中心にそびえ立つ、ダンジョンゲートを要する並木野ギルドを中心に、商業施設が立ち並び、それに伴い探索者相手の宿泊施設なども充実している。
●並木野ダンジョン
日本でも有数の大規模ダンジョンであり、現在確認されているだけでも地下50階以上は存在している。
オーソドックスな地下型ダンジョンであり、下層へ進めば進むほど、出現する魔物の強さも増していき、その難易度も上がっていくタイプ。
10階ごとに、洞窟地帯、森林地帯、山岳地帯、砂漠地帯などエリアも別れており、各エリアには、それぞれ強力なボスが存在している。
●並木野大橋
並木野市の観光スポットの一つ。
下には並木野川が流れていて、天気のいい日には富士山も見える。
かなり厳重に柵が作られており、少し景観を損ねている。
過去にここから落ちた人がいるからしいが……?
●ギルド
探索者協会の通称。
ダンジョンゲートのある場所に建てられ、ダンジョン内に潜る探索者達を管理するための施設。
お金がかかってるだけあって、セキュリティもしっかりしており、非常にきれいで、清潔感のある建物が多い。
また、探索に必要な道具の販売なども行っている。
●セーフティーエリア
ボス部屋の奥にある、モンスターが入れないエリア。
並木野ダンジョンの場合は、地上に戻る転移陣と下に降りる階段が設置されている。
●転移陣
ダンジョンの中に設置されている、謎の物体。
それに乗るだけで一瞬で地上に戻れるという優れもの。
これがなければダンジョン攻略の難易度は一気に跳ね上がる。
●ボスモンスター
並木野ダンジョンで言えば、10階ごとに存在する階層主のこと。
倒すと、その部屋の中央に魔法陣が出現し、それに触れることで金、銀、銅の三種類のどれかに光り輝く魔石が出現する。
その魔石の中にはドロップアイテムがランダムで入っている。
ボスモンスターのドロップは、レア度によっていくつか種類はあるものの、固定であり、唯一無二の物は出現しない。
それでもその希少性は高く、レアな物は市場では数億円の値がつくことも珍しくない。
ボスモンスターだけは他の雑魚モンスターとは違い、倒すと魔石だけ残して消滅する。
魔法少女に倒された場合だけでなく、他の探索者に倒された場合でも消滅し、持ってる武器やアイテムも同時に消える。
●特殊個体
通称・ユニークモンスター。
ダンジョンのどこかに突然現れる魔物で、ひと目でわかるほどに通常の魔物とは異なる外見をしている。
体内に恩寵の魔石という特殊な魔石を宿しており、その魔石の中には恩寵の宝物と呼ばれる、世界にたった一つの超貴重なアイテムが収納されている。
故に探索者の間では、"歩く宝箱"と呼ばれている。
だが、とてつもなく強く、特殊な能力を秘めていることも多いため、倒すのが非常に難しい。
毎年恩寵の宝物に目がくらんで、無謀にも特殊個体に挑み、返り討ちにあって死亡している探索者は後を絶たない。
●名前付き特殊個体
通称・ネームドユニークモンスター。
多くの人々に被害を出したり、特殊個体の中でも、更に危険だと判断された個体に付けられる名称。
●恩寵の魔石
特殊個体の体内に存在する特殊な魔石。
中には恩寵の宝物と呼ばれる、世界にたった一つの超貴重なアイテムが収納されている。
●恩寵の宝物
通称・ユニークアイテム。
特殊個体の体内にある恩寵の魔石の中に入っている。
世界にたった一つの超レアアイテムで、若返りの薬や死者蘇生の書、毎日金塊が出てくる魔法の壺など、オークションで天文学的金額がついた代物がいくつも存在する。
●麻痺の薙刀
主人公が凖探索者になるために購入したダンジョン産の武器。
軽くて丈夫でそれなりに切れ味もある薙刀のような武器で、斬りつけた相手を麻痺させる効果がある。
所謂動物的なモンスターには効果抜群だが、アンデットや無生物などには効果がない。
恩寵の宝物ではなく、ボスドロップのアイテムだが、公務員生活8年でコツコツ貯めていた貯金が吹っ飛ぶ程の値段がする。
●リポップ
ダンジョンの魔物は生殖行為によって増えるわけではなく、突然どこからともなく湧いてくる。
モンスターは一度倒しても、一定時間経つと再び出現するという特徴があり、これが俗に言うリポップである。
ただし、誰かが観測している間は出現しない。
●特殊技能
通称・ユニークスキル。
レベルアップ能力を持つ探索者は、皆、特殊な能力 (スキル)に目覚める。
基本的に1人につき1つの能力しか得ることが出来ず、その能力は本人の性格や性質に最も適した能力が発現する。
スキルの種類は多岐に渡るが、その中で特に珍しく世界でたった1つしか確認されてないスキルのことを総じてこう呼ぶ。
ユニークスキルは他の量産型スキルとは一線を画す強力な能力であり、国によってはこのスキルを持つ人物を保護・優遇する制度もあるほど。
このスキルを発現できるものは、ごく僅かしかいないと言われており、現在確認されているだけでも、世界中で数百人程度しかいない。
●魔素
生物の体や自然界に存在する魔力の元となる物質。
大気中にも微量に含まれているが、地球では殆ど存在しない。
魔法少女はこの魔素を体に取り込むことで成長し、強くなる。
ダンジョンとそこに住むモンスターは地球より遥かに濃密な魔素に満たされている。
魔法少女に倒された生物は、その身体を魔素に分解されて消滅し、魔法少女はその魔素を直接吸収出来る。
それは探索者のレベルアップ能力と比べものにならない程効率が良く、彼らよりずっと速いペースで強くなることが出来る。
●固有魔法
魔法少女には1人につき1つの固有の魔法が宿り、彼女達は皆この魔法を駆使して強敵と戦う。
探索者のスキルと似てるが、固有魔法は探索者の特殊技能 (ユニークスキル)と比べても更に強力な力を持つ。
●転移屋
並木野ダンジョンで転移スキルを使って商売している探索者。
転移はユニークスキルではないが、かなりのレアスキル。
自分が行ったことのある場所なら、ダンジョン内であれば、自分に触れている人間をまとめて移動させることができる。
ちなみに転移の代金は1階降りる毎に1万円、10階でも10万円という高額。
●探索者休暇
本業を他に持っている探索者に与えられる休暇。
1年に30日間、有給と同じ権利が与えられる。
賃金はWEA側から支払われ、探索者のいる職場には多額の支援金が出るので、企業と探索者どちらにとってもありがたいくらい制度。
●半変身モード
普通の魔法少女への変身とは違い、外見を普通の少女の姿に偽装することができる機能。
魔法少女の力も半分しか出せないが、人目を気にせず活動できる。
普通の変身とは違い服装もそのままで変わらない。
●マジカルステッキ
魔法少女の持つステッキ。
様々な武器に形態変化させることができる。
マジカルボウ、マジカルワンド、マジカルソードなど様々な武器があり、変化させた武器によって特殊能力が違う。
●魔法のペンダント
心一が魔法少女に変身するために使うアイテム。
トップにはピンクのハート型の宝石がついている。
この宝石は変身するとリボン型ブローチの真ん中に移動する。
●マジカルストレージ
魔法のペンダント、変身後はブローチについたハート型の宝石に、アイテムボックスのように物を収納できる能力。
中は異空間になっていて。とても快適な環境。
魔法少女の魔力が上がれば、どんどん広くなって沢山の物が入れられるようになる。
●マジカルアイ
目に魔力を集めることで視力向上の効果だけじゃなく、通常では見ることのできない、様々なものを見ることができるようになる。
魔素やダークエナジー、しまいには幽霊すら見ることが可能。
●マジカルハンド
手に聖なる力を集めて邪悪なエネルギーを浄化できる。
毒や呪いなどの状態異常も浄化することが可能。
探索者のスキル攻撃なんかも霧散させることができるが、魔法少女の魔力がそれより上回ってることが前提条件。
●魔法少女の服
ピンクと白を基調とした、フリルついた可愛らしい衣装。
魔法の力で具現化された服で、見た目とは裏腹にあらゆる防御効果が付与されている。
魔力が上がればどんどん強化されていき、破れても魔法の力で修復できる。
●ダークエナジー
ストレスや日々の不満、不安などネガティブな感情を抱えている人が発してしまうもので、これが蓄積されると良くないことが起こる。
マジカルハンドで浄化可能。
●立川ダンジョン
塔型の巨大ダンジョンで、上へ登れば登るほど強い魔物が現れる。
最上階は50階であり、そこにはスカイドラゴンという空を飛ぶ巨大な竜がボスとして君臨しており、未だ討伐に成功したものはいない。
●受け流し
根鳥達也の持つスキル。
左右の手のひらで受けたダメージを、もう片方の手に流すことが出来る。
ユニークスキルではないが、そこそこレア。
●低級ポーション
ミノタウロスのレア度低のドロップアイテム。
骨折までは無理だが、切り傷程度なら即座に治せる。
飲んだり患部にかけたりするだけで効果を発揮する。
●中級ポーション
外傷だけでなく、骨折まで瞬時回復させる。
飲めば内臓の損傷なども治癒できるが、欠損した部位が再生するようなことはない。
実はかなりのレアアイテムで、買えば数百万はくだらない。
●ミノ舌
ミノタウロスの分厚い舌。
とても柔らかく、食べるとクセになる旨さ。
■■■特殊個体 (ユニークモンスター)■■■
●デヴォラス
並木のダンジョン10階で生まれたスライムの特殊個体。
黄金色をしており、最初は非常に小さく、無力な存在だった。
相手を食べることで、その特徴を引き継ぎ成長することが出来る能力がある。
10人以上の人間を喰って成長し、強大な力や知能を身に着けたことから名前付き特殊個体に認定された。
最強のモンスターになれるポテンシャルを秘めていたが、チェリーピュアハートに討伐される。
■■■特殊技能 (ユニークスキル)■■■
●時逆の右手
別名・クロノリバース。
嬉野莉音のユニークスキル。
対象の時間を数分だけ巻き戻すことが出来る。
もっとレベルを上げれば、色々なことが出来るみたいだが、今はこれが限界らしい。
■■■恩寵の宝物■■■
●インビジブルウィップ
根鳥達也が立川ダンジョンの特殊個体を倒して入手した恩寵の宝物。
肉眼では見ることのできない透明な触手のような鞭。
先端は5本に枝分かれしており、伸縮自在で、使用者の意思によって自由に操ることができる。
最大で25メートルまで伸ばすことが可能で、相手を拘束するのはもちろんのこと、打撃武器としても使うことができる。
透明化はカメラやサーモグラフィーすら欺くことが可能。
●黄金スライムゼリー
野球ボール大の黄金色をしたゼリー状の物体。
中に対象の肉体の一部を入れて、その身に纏うことで、相手の姿形を完全にコピーして擬態することができる。
ただし、相手の記憶や特殊能力までは再現することはできない。
小動物から人間大の大きさの生物まで完璧に模写できるが、それよりも小さかったり、逆に大きい生物は模写することができない。
また、変身相手との体格差が大きい場合は、その差に応じて変身に時間を要することになる。
■■■マジカルステッキ■■■
●マジカルボウ
遠距離射撃専用の弓。
弦も矢も魔力で生成することが出来る。
自動追跡機能が搭載されており、狙った獲物を決して逃さない。
マジカルシリーズの中ではその威力は低め。
●マジカルワンド
魔法使い用の武器。
某有名ファンタジー小説の眼鏡をかけた魔法使いの少年が使ってそうな短杖で、先端に美しい宝石がついている。
マジカルファイアなど一般的なイメージの魔法を使うことが出来る。
●マジカルソード
近接戦闘用の武器。
切れ味がよく、魔法の力で伸びる剣。
●マジカルアックス
柄の部分だけでも1.5メートル、刃の部分も直径1メートルある巨大な戦斧。
重くて扱いにくいが、その攻撃力はマジカルシリーズの中でも屈指の威力を誇る。
●麻痺付与
麻痺の薙刀を吸収したことで生まれた能力。
変形させた武器に、対象を麻痺させる効果を付与することができる。
●透明化
インビジブルウィップ吸収したことで生まれた能力。
自分や特定対象の姿を周囲から見えなくさせることができる。
インビジブルウィップの効果をそのまま受け継いでおり、カメラやサーモグラフィーすら欺くことが可能。
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