第27話 ルイスのなぞ

『まあ、ぶっちゃけ、クオンの妹の姉の方がタイプなんだよね。堅物そうな子が甘くなるのが好きでさ。元カノはだいたいそういうタイプだったし。』


『そうなのか。応援する。』


『ありがと。そういえば、明後日ヒロインとセオの出会いイベントだよ。武術二日目の次の日だし。』


『ガチっ?俺、ヒロインと会える?』


『会えるんじゃない?セオが別の場所に入れば、あの場所で会えると思う。』


『うわ!やった!行ってみるわ。セオは、あの約束を利用したらいいかな、、ブツブツ』


『へー。いいじゃん。がんばれよ。』


『おう。』


 話し方が少し変わったかも。


 ルイスと仲良くなった。


 レオンルートは大丈夫そうだな。


 それから、俺らはいろいろ話した。


 時間が経つのはあっという間ですぐに過ぎてしまった。


「今日は、ありがとう」


「こちらこそだよ。とても、楽しかった。また、遊ぼうね。レオンと稽古であったら、はなしてよ。」


「ああ。わかったよ。じゃあな。」


「じゃあね。」


『・・・隠しキャラか、、』


 そんな言葉をルイスが言ったとは知らずに、俺は明後日ヒロインと会うためにどうするべきか考えていた。


 そして、聞くべきことをルイスに聞いていないことを家に帰ってから、気づくのであった。

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