30話目

可愛い女の子の名前は杏奈さんというらしく、偶然にも同じ高校で、しかも俺と同じ学年らしかった。


その日はいい時間だったので家に帰った。


家に帰ってくると、まだみんなは帰って来ていなかった。


時刻は6時30分、朱里達が帰ってきた。



「「「「「「「ただいま〜」」」」」」」


「おかえり〜」



ちょうど夕飯だったのでちょうど良かった。


ご飯を食べ終わり、お風呂に入る、いつも通り朱里から順番に洗うのだがいつもと何かが違う...、


体を洗っていく順番に聞いていく。


まずは朱里から


「今日なんかあった?」


「いや、なんもなかったよ」


「そうか」



次に葵



「今日なんかあった?」


「...秘密」


「そこをなんとか」


「...じゃあちゅーしてくれたら少しだけ教えてあげる」


「っ!わかった」


ちゅっ♡


「...今日学校にみんなで行ってきた」


「そうなんだ...」



学校に?なんのために?


次は綾乃



「今日なんかあった?」


「なっ...なんもなかったよ」


「ほんとに?」


「本当だよ...」



何か怪しいな、もうちょっと押せば吐いてくれそうだな。



「今日、みんなで学校行ったでしょ?」


「なっ...なんでそれを!?」


「さぁ、教えてもらおうか、今日学校で何があったのか」

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