24話目

その後アリシアとアリシアの友達に会う日にちを決め、色々しているうちに約束の日になった。



「よし!準備OK!翔君行くよ!」


「ああ、行こうか」



俺達は家を出て月詠さんに約束の場所に向かった送ってもらった、ちなみに約束の場所というのは普通のカフェである。



「よし、着いた」


「あとは亜希を待つだけだね」



しばらくしてアリシアと雑談していると亜希さんが来た。



「あっ、亜希だ!」


「好き…」


「えっ!?」


「好き」


「翔君も!?」



あれ、亜希さんに好きって言ったあとから記憶が無い、なんで俺の家に亜希さんがいるんだ?


事の発端は1時間前に遡る



─────────1時間前──────────



「翔君も!?えーっととりあえずみんなに連絡しないと」


『アリシアちゃんどうしたの?』



家の固定電話にかけると朱里ちゃんが出た。



「朱里ちゃん!?助けてぇ!」


『よく分からないけど分かった!今から向かうよ!』



良かった、朱里ちゃん達が来てくれる、早くこの2人をどうにかしないと絵面がやばい事になっちゃう。


とりあえず亜希と翔君を離れさせる。



「翔好き〜♪」


「アリシアちゃ〜ん、来たよ〜」


「あっ、朱里ちゃん!」



助かった、朱里ちゃんが来てくれた。



「それで、この状況はどういうこと?」


「えっと、亜希ちゃんと翔君が会った瞬間好きって言い出してずっとこの調子なの」


「もしかしてこの人もモテまくる体質?」


「あっ、そういえば前そんなことを言ってた気がするよ!」


「やっぱりね、とりあえず2人を引き離そうか」


「うん」



そのまま亜希と翔君を家に連れて帰った。



───────そして今に至る───────


「翔君!起きたんだね!」


「…翔おはよう」


「ああ、みんなおはよう」


「早速だけどさっきあったことを説明するわ」


「はい」


「実は私もモテまくる体質なのよ」


「そうだったんですね」


「この体質が人のことを好きになりやすいのは知ってるわよね?」


「はい」


「好きになりやすいってことは同じ体質の人にあったらどっちもめちゃくちゃ好きになるのよ、だから会った時にああなったのよ」


「なるほど、だからなんですね」


「そうよ」


「でも、今はそんなことないですよ?」


「だってあたしあなたの彼女だから」


「えええぇぇぇ!」


─────────お知らせ──────────


どうもぱいんです、ここしばらくリアルの方でバタバタしていたので更新が遅くなってしまいました、申し訳ないです。


それと、普通のビーストテイマーだと思ってたのに!を更新しましたので是非見てくれると嬉しいです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る