22話目


────────アリシア視点─────────


私は今友達の亜希とカフェにいる、話があると言われたんだけどなんだろぉ?



「話ってな〜に?」


「話って何もアリシアの彼氏のことよ」


「翔君のこと?」


「そう!そいつよ!」


「翔君がどうかしたの?」


「その子に1回会いたいのよね」


「えっ?なんでぇ?」


「その子ってモテまくる体質だったりしない?」


「う〜ん…そういえばそういうことを言ってたような?」


「やっぱり…その子からは変なことされてない?」


「翔君からは無いね〜、私からはあるけどね〜」


「そうなんだ……とにかく!その子に1回合わせて欲しいのよ」


「う〜んわかんないけど翔君に聞いてみるね」


「ええ、よろしくね」



話ってなんだろう、とりあえず翔君に聞いてみよ〜っと、そして私はスマホを取り出し、翔君にメールを送る。


「翔君!急でごめんなんだけど

私の友達の亜希が翔君に会い

たいらしいんだけど翔君は大丈

夫かな?」


「俺は大丈夫だよ」


「わかった!」



「翔君大丈夫だって!」


「そう!?ならいつにしましょうか」


「翔君は土日以外は大丈夫じゃないかな?」


「そう、なら明後日はどうかしら?」


「今はわかんないから帰ったら聞いてみるね」


「わかったわ」



そうして、私たちはカフェを出た。



「じゃ、またね」


「うん!バイバ〜イ」



帰ったら翔君に聞いてみなきゃ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る