20話目

体がだるいのとアリシアの胸が気持ちよすぎて寝ていたようだ、起きたら13時になっていた。



「あっ、起きたんだねぇ♪」


「アリシア、ごめんね」


「いやぁいいんですよぉ」


「翔先輩起きたんですね!」


「ああ、音葉おはよう」


「おはようございます!」


「音葉、他の子達は寝てるから静かにね」


「えっ?みんな寝てる振りをしてるんですよ」


「あっ、そうなんだごめんね、ていうかみんな起きてたのか」


「…バレた」



そう言って葵がちゅーをしてくる。



「…おはようのちゅーだ」


「ずるいですぅ、私も!」


「翔くん、私とも」


「翔!私も!」


「翔 わっ、私とも」


「翔先輩!私ともしましょ!」



そう言ってみんながおはようのちゅーをしてくる、キスなんかをして風邪が移らないはずもなく……。


まずご飯を食べる、みんなを連れてリビングに行くとご飯の準備がもうあった。


みんなでご飯を食べていると鼻水が出てきた、悪化してしまった、あれ、みんなも鼻水が出ているようだ。



「ティッシュ〜!」


「私も〜」


「私も欲しいです!」


「…欲しい」


「早くしてくれ〜!」


「次私が欲しいです」


「その次俺な」



そうこうしていると月詠さんが7人分のティッシュを持ってきてくれた。



「月詠さん、ありがとうございます」


「いえ、これくらい任せてください」


「よし、皆パパパッと食べちゃおうか」


「「「「「「は〜い」」」」」」



やっぱりみんなも風邪を引いていたようでみんな38度以上あった。



「俺は忠告してたからな」


「だからぁ私は風邪が移っても大丈夫って言ったじゃないですかぁ♪」


「…翔、もう無理」


「うおっとと、大丈夫じゃ無さそうだな、よいしょ」



葵を抱っこしてベッドに寝かせる、他のみんなもキツそうだったので抱っこしてベッドに寝かせる、あれ?俺も熱あるんだけどな。



「翔くんもおいでよ…」


「…早く来て」


「翔先輩も寝なきゃ」


「ああ、そうだな」



そう言ってベッドで横になる、今回は葵が1番キツそうなので葵が目の前に、その奥にはアリシアが、後ろには音葉が、音葉の後ろには朝陽が、俺の上は綾乃が乗っている朱里は俺の頭の方にいる。


みんなおでこに冷え○タを付けている、なかなかにシュール。


葵はもう眠ってしまった、他の子達もあともうちょっとで寝る頃だろう、俺も寝るとするか。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る