14話目

お風呂を出たあと、夜ご飯を食べるのだが、今日はもう食べたので問題ない。


もう寝るだけなのだが、葵と綾乃が離してくれない、これはもしや…。



「…今日はこっち」



葵が例の部屋を指さし、催促してくる、ちなみに俺は2日連続である。



「わかったよ」


「よし」


「…ちゅっ♡」


「私も、ちゅっ」



ワオーーーーン。



次の日、今日は朱里の部活なのでお留守番だ、行ってきますのちゅーを朱里にされた、くそぉ、可愛すぎるだろ。



「よし、何をしようか」


「…ゲーム」


「なんのゲームがいい?」


「…王様ゲーム」


「ちょっと少なくない?」


「…いい、やる」


「まあいいか」


「よし!やろう!」



割り箸に番号をつけて1本だけ星のマークをつける、星のマークを引いた人が王様だ、3人なのでかなり決まってしまうのだが、葵がやりたいと言ったのでしょうがない。



「よし、やるぞ〜」


「…絶対に王様になる」


「私が王様になるんだ!」



割り箸を引いてみる、俺は1番だ。



「…私が王様。」


「くそぉ」


「…1番の人が王様を抱っこする」


「あ、俺だ」


「…やった」



綾乃がすごく悔しそうな顔をしていた、後で抱っこをしてあげよう。


王様の命令に従って葵を抱っこする、本当に可愛いな。



「次に行こう、おっ、俺が王様だ、何をしてもらおうか」


「…翔になら何されてもいいよ」


「私も!」



何をしてもらおうか、迷うな、そうだ!



「じゃあ、2人にキスをしてもらおうかな」


「…やった」


「〜っ!」



葵は嬉しそうにしており、綾乃は昨日のことを思い出したのか赤くなっている。



「ちゅっ」


「ちゅ」



やばい、幸せすぎて死にそう。


その後、葵がミスって綾乃に抱きついていたがまじで目の保養だったね。


王様ゲームが終わったあと、2人とも疲れたのかすぐに寝てしまった、ベッドに運ぶと俺も眠くなってきた……。



「…翔、起きて」



葵の声で起きた、もう6時だ、8時間ほど寝ていたらしい。


「もうご飯できてるって」


「わかった、今行くよ」



リビングに行くと、朱里が帰ってきていた。



「朱里おかえり」


「ただいま!」


明日は部活だからよく眠らないとな。





次回!新ヒロインの予感!?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る