13話目

今日は土曜日、とりあえず4人で予定を立てる。



「俺は、サッカー部の練習があって月~金曜日は無理だ」


「…何時でも空いてる」


「私も葵姉と同じで空いてるよ!」


「私は、バスケ部の練習で月曜日、水曜日、金曜日、日曜日、が無理だよ、」


「なら、土曜日にどこか出かけるか。」


「「「賛成〜」」」


ちょうどよく夏祭りが、土曜日にあるので良かった。


明日は朱里の部活があるのでお留守番だ。


もう夜なのでみんなで一緒にお風呂に入る、葵が楽しみなのか、ぴょこぴょこしている、綾乃は顔を赤くしている、朱里はもう慣れたのか、もう脱いでいる。



「早くない?」


「早ければ早いほどいいんだよ!! 」


「そうゆうもんか」


「……ん」


「はいはい、今脱がせますよ〜」


「葵姉ずるいよ! 私も!」


「綾乃もか〜しょうがないな〜」


「は!」(私も脱がせてもらいたい! 脱がせて貰うには、もう1回着ればいいんだ!)


「じゃあ、入ろうか〜って、あれ?朱里なんでまた着てるの?」


「私も脱がせて!」


「いいけど、可愛いな〜、よいしょ!」


「ふふん!」


「じゃあ、入るか!」



葵を抱えながら入るのが日常だ。


まず、頭を洗う、葵の頭を洗う、その次に綾乃の頭を洗う、そのまた次に朱里の頭を洗う、みんな気持ちよさそうな顔をするのが可愛い、葵曰く

「…翔頭洗うの上手い」らしい。


全員の頭を洗い終わったら、みんなの体を洗う、みんな何がとは言わないが少し小さいのでまだ、耐えられている。


頭、体を洗い終わったら、湯船に浸かる、うちの家の湯船はほぼテニスコートの反面くらいある、デカすぎる。


湯船に入りながら3人と話をする、ちなみに葵が抱きついてきている、右には朱里、左には綾乃である、好き。



「土曜日に夏祭りがあるから、みんなで行こうな」


「…うん」


「うん!」


「もちろんだよ!」



しばらく湯船に浸かった後、出るのだがみんながなかなか離れてくれない、こうなったらアレをやるしかないな。


「きゃっ!」


「……!」


「わあ!」



俺が無理やり立ち上がると、葵は一生懸命抱きつき、綾乃は落ちそうだったので、俺がギリギリで抱えたが、朱里は普通に立っていた。






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