5話目
引越し当日、俺は朱里と一緒に新居に来ていた、
「…でっか!」
「でかいね…」
そこには、某タヌキのようなロボットのアニメのお金持ちの家よりも遥かに大きい家があった。
「いくらなんでもデカすぎだろ…」
「とりあえず入ってみようよ」
「そうだな」
俺は言葉を失った、メイドがいたのだ、この家は広すぎるから当然だと言えばそうなのか。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
「あ、え…はい」
「私の名前は月詠 愛梨と申します、今日からこの家で働かせていただきます。」
「お、俺の名前は星月 翔です。」
「私の名前は星月 朱里です。」
「お荷物をお持ちします」
「ありがとうございます」
とりあえず家を一通り見てみる、改めて思うがマジで広い、リビング、厨房、浴室、と、見ていくと部屋が20もある、僕の奥さんたちの部屋だろうか部屋がホテルのように並んでいる。
そして寝室、俺はびっくりした、ベッドがデカすぎるのだキングの倍はある、まさか奥さんと一緒に寝るんだろうか。
「わぁ!!大きい!!これでいっぱい寝れるね!」
「ああ、そうだね」
いっぱい寝れるというのはちょっと意味がわからないが、まあいいだろう、朱里が喜んでいるのだ。
「あっ!!今日は一緒にお風呂入ろうね!」
「う…うん」
そうだった、朱里はこういうことを普通に言う性格だった。
俺は大丈夫だろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます