4話目

父さんに一人暮らしを伝えられた後俺は一人暮らしに納得していた、何故かと言うと父が「翔が住む家はマジでデカすぎるから朱里ちゃんだけじゃなく他の子を済ませることが出来るからな!」と、笑っていた。


父として言うことなのかと思ったが住む家を貰えるのはありがたい、早速準備をしなければと部屋に行ったら部屋のものが全て無くなっていた、あまりに衝撃的すぎて十秒ほど固まってしまった、はっ!父さんに聞かなければ



「父さん!なんで僕の部屋がなんも無いんだ!」


「あ、言ってなかったか住むのは今日からで、荷物は僕と翔が喋ってる間に持って行ってもらった」


「もう驚かなくなってきたよ」



喋ってるつったってものの2分ほどだぞ?



「あ、あと朱里ちゃんも一緒に住むからな」



よし、これで朱里を家に誘う理由を考えなくていいことになったな。


この時の俺は大事なことに気づいていなかった。

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