第2話
ちょいちょい、小説を書くサイトを使ってきたけども……。
タイトル最初に決める形式の、ココのスタイルが「むむむむ」ってなる。
仮でも何かしら、タイトルに書いとかないと、前に進めない。
本文に行けぬ。
その、作者的には、適当に筆を進めていたら……というか、キーボードを打ちこんでいたら、「おっ、なんかいい感じのできたんちゃう!?」という流れだから、タイトルってのは、だいたい後付けなんだよね。
ネタ倉庫(色んなクラウドやらドライブ)から出す時は、そのネタを書いた時にタイトルつけてるから、そんなに困らんけど、ここで書くのは今んとこ、『なんか、書きたい』と思った、不意のタイミングなんだよなぁ。
画面が、『ほれ、タイトル。タイトル寄越しな!』って要求してくるたびに、
「うへぇ」ってなる。
私『まだ、決まってないんすよね~』
画面『ほれ、タイトル! カモン!』
私『ええ~……うーん……。じゃあ”仮”ということで……』
画面『よっしゃ、タイトル決まった。ほれ、ジャンル!』
私『ええ~、ジャンルぅ……? 決まってないっつの……。じゃあ、とりあえず”その他”ってことで……』
画面『おっし、必要事項埋まった! ほれ、本文ページじゃ。好きに書け!』
私『はい、どうも。そんで……。……えっと。何書こうとしてたんだっけ……』
はい、これ。いつものパターン。
いや、まぁね。別にシステムがどうのこうのじゃないんだよ。
作者の頭がシングルタスク特化すぎて、タイトルとかジャンルとか『何にしよう』って迷ってるうちに、肝心の本文を忘れるんだよ。
あぁ、こういう時だけマルチタスク脳になれんかのぅ……。
かといって、よそのメモに書いたら、それで満足して、投稿まで至らん。
あれだ、私のワーキングメモリ、がんばってぇ……。
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