第17話 ララの新しい人生
それは、体中が熱くなり、頭がボーッとしてきたのである。
やがて、私は無意識のうちにサキュバスを受け入れてしまったのだった。
その後、私は魔王の妻となり、幸せな日々を送ることになったのだが、ある日のこと、彼女は勇者様にある提案をする。
それは、私と魔王の子供を授かったことを知らせるものだった。
そこで私達は生まれてくる子供の名前を考えた結果、2人の好きな花であるサクラとキクにちなんで名づけることにしたのだった。
そして遂に出産の時を迎えることになるのだが、その子供は普通の男の子ではなく特別な力を持っていたため、
その力を恐れた王国の人達によって殺されてしまうことになるのである。
しかし、そんな中でも諦めなかった私達親子は新しい命を生み出すことに成功することができたのだった。
だがその時既に私の体は限界を迎えており、出産と同時に命を落としてしまうことになる。
しかし、私自身が何故か知りませんけれど、魔王の力により蘇り、またサキュバスとして生きれる喜びを得るのです。
そこで、自分の新しい人生を始めるために、冒険を始めます。
そこで、勇者と協力しながら魔王を倒し、世界を救うのです。
3人目である私の子供の名前はユウといい、生まれてきた時は男の子だったのですが、
ある日突然女の子に変わってしまったのでした。
その理由は分かりませんが、とりあえず様子見ということで見守ることにしました。
しかし、その後ユウは驚くべき行動に出たのです。
なんと彼は自分で性別を選べるようになりたいと言い始めたではありませんか!
これには驚きましたが、もし本当にできるのであれば試してみるのも面白そうだと思ったので協力してあげることにしました。
その結果、なんと彼(彼女)は自分自身の性別を変えてしまったのです。
これはとても素晴らしいことだと思いましたし、何より、彼が自分らしく生きていけるようになればいいと思いました。
そして私は彼に、性別を変えてしまった原因を調べてもらうことにしました。
そうすると、どうやら彼は何者かに呪われていたようです。
しかもその呪いを解くためにはサキュバスの力が必要だということが分かったのです。
そこで私は彼(彼女)と一緒に旅に出ることに決めました。
道中では色々な困難がありましたが、それでも何とか乗り越えることができましたし、様々な出会いもありました。
中でも特に印象に残ったのは、出会ったばかりの男性と恋に落ちたことです。
ただその頃になると自分が既に人間ではない存在になっていることに気づき始めていましたが、
それでも彼と過ごす時間はとても幸せでしたし、これからもずっと一緒にいたいと願うようになっていました。
「私、人間に戻りたい。もうサキュバスとして生きていくのは嫌」
そう思った私は、ついに自分の正体を明かすことを決意しました。
「ごめんなさい、実は私、人間じゃないの。サキュバスっていう種族なんだ」
そう打ち明けた瞬間、彼は驚きの表情を浮かべていましたが、それでも優しく微笑んでくれました。
その優しさに触れ、私は彼のことが好きになってしまったのです。
しかしその後すぐに別れの時が来てしまいました。
彼が魔王軍との戦いに敗れてしまったからです。
私が彼に出来ることはただ1つだけ、彼の遺志を継ぎ、再び魔王を倒すことです。
そんな決意を胸に秘めながら旅を続ける中で出会った女性戦士がいました。
彼女の名前はマリーといい、彼女もまた同じような境遇にあることを知りました。
「ねぇ、あなたってサキュバスなの?」
と聞かれ、思わず動揺してしまいましたが、それでも彼女は私を受け入れてくれました。
その後、私たちは協力して魔王軍と戦い続けました。
時には苦しい戦いを強いられることもありましたが、お互い支え合いながら共に乗り越えることができました。
そしてついには魔王を倒し、世界を救うことができたのです。
最後に、私は彼女に自分の正体を明かします。
最初は驚いた様子でしたが、それでも優しく受け入れてくれたマリーに感謝しています。
もし彼女がいなければ今の私はいなかったでしょうから。
そうして、私たちは再び平和な世界を取り戻したのでした。
それから私はサキュバスとして生きていた森へ帰るとそこには、イケメンの男性がおられるのです。
名前はエリックといい、私の正体を知ると私の部下になりたいと言ってきました。
私はそれを了承し、彼を仲間として迎え入れました。
その後、彼は私に恋心を抱き始め、ついには告白されたのです。
しかし、私には彼を受け入れることはできませんでした。
何故なら私はサキュバスであり、人間との恋愛が許されないからです。
そこで私は彼に1つの提案をしました。
それは人間から完全に離れて魔族の一員となり一緒に生きるということです。
それを聞いたエリックはとても喜んでいましたが、それでも心のどこかで迷いがあったようでした。
そんな彼に対し、今度は私がアプローチをかけることにしました。
まず最初にしたのは彼が抱いている不安を取り除くことでした。
その方法とは、彼が愛している私が実はサキュバスだったという事実を伝えることでした。
最初は戸惑っていた彼でしたが、やがて私の話を信じてくれたようでした。
そして、その後は私と彼の間に深い絆が生まれました。
互いに愛し合い、支え合う関係になったのです。
それからというもの、私達は毎日のように一緒に過ごしていましたし、彼はいつも私を求めてきましたね。
そんな日々を過ごしているうちに、私も彼のことが好きになっていったのです。
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