第12話 同盟そして共闘へ・・・

フォルトゥナ


「私達、西洋諸国の神々の連合は大和の国の神々と同盟を組み天帝と配下の他の国の


神々に対して宣戦布告して一緒に戦っていきたいと思います。」


剣の宮


「何故、我が国と共闘したいと思ったのですか?下手に同盟を組んでも、我々が天帝


の配下だった場合!西洋諸国連合の神々は一度は死んで転生するのに何百年この惑星


に転生出来なくて、ましては覚醒しない事になります。いや!それどころか?この惑


星ごと無くなる可能性が出てきているのに」


フォルトゥナ


「それはこの国に潜入しているガルムやオルトロスからの定期的に天帝の動きや、


この国の動向をテレパシーで伝えてくれるので、それと貴国以外は、戦力に余裕が無


い事と何度も我々と中国の戦争に巻き込まれたく無いとの事ですね。転生に関しては


良い事と悪い事有ります。瓊瓊杵尊神ニニギノミコトは特殊な分類で理解しずらいかも


知れませんが?その点をスサノオ様に聞いてみても良いかも」


剣の宮


「我が国は孤立とまでは言いませんが八方塞がりに近いですよ。」


フォルトゥナ


「アフリカ諸国の神々は今回の大和の国の事件と我々の中国との国内外での対立を無


視又は見て見ぬ振りを決めました。東南アジア諸国の神々も、中国の圧力で中立する


事を我々に対して正式に返事をしました。そして南北のアメリカ諸国の神々は中国の


神々の侵略に対して防衛線を張るので、精一杯で共に戦え無いと連絡して来ました。


アフリカ諸国やアジア諸国や南北のアメリカ諸国の神々は我々の過去の侵略攻撃に


対する件で我々は信頼できないと返事して来ました。


唯一オーストラリア方面の神々は協力しても良いと水面下で決定した様ですね。


ただし!貴国が同盟して闘ってくれるならば、と返事が来ました。」


剣の宮


「事件とは?」


フォルトゥナ


「一連の事件ですけど、貴国内での聖櫃やイザナミ神の略奪失敗とスサノオ神暗殺の


件と我々の国内での中国の神々等が神獣や神々の拉致や暗殺等です」


剣の宮


「やはりバレていましたか!。・・・同盟及び共闘は、私の一存で決められません。


私として個人的に協力したいと思いますが、最短8日後以降に多分スクナビコナ神に


使者として行って貰うと思います。場所を指定して欲しいのですが?」


フォルトゥナ


「ギリシャのパルテノン神殿で時間は深夜0時はどうでしょうか?」


剣の宮


「了承した。」


フォルトゥナ


「良い返事を期待します」


フォルトゥナはテレポートをして帰還した。



剣の宮


「巻き込まれたな・・・皆!先程の会議で話し合った事は決まった事にして、この件


は宜しくお願いします。そうそう!朕の国立国際大学院付属瑞穂ヶ丘学園の転校を宜


しくお願します」


会議室での8人の各省庁トップ達


「ドサクサに自分の希望を通さないでください。学習院での学業や仕事はなんと


か成るけど、祭事や皇室の仕事はこなさなければならないです」


剣の宮


「ちょっとぐらい融通が聞いてくれても良いじゃ無いか?俺も17歳の高校生だよ。


堅苦しい爺達ばかり会いたくもない、偶には羽根を伸ばして青春を謳歌したいし彼女


が欲しい、エッチな事もしたいよ〜!」と駄駄をゴネていた。


宮内庁トップ


「また、言葉使いが悪くなっています。学院に通う様になってから酷くなっていま


す。本当のところは何ですか?」


剣の宮


「我が儘だけど、織田志狼君と直接!話し合わなくてはならない事態になった」


宮内庁のトップ


「文部省に特別な交換留学生に近い制度の交換学生制度をゴリ押しで作り二学期から


出来る様に手配します」


剣の宮


「さてと兄に連絡してから高天ヶ原の三柱に勅令を授かりに行きますか。・・・」



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