第10話 驚愕の真実 其の2
「それで八岐大蛇の見ていた記憶の天帝の野望と事件の原因は?」
「天帝の野望は簡単に言うと地球を支配する事ですね。そして事件の原因は天帝の使
い魔と化した化け物達の下僕と檀君の部下達と奴隷の奴婢と呼ばれる西洋の女神の
相性が悪く檀君の横恋慕の野望が絡み全てのタイミングが悪い結果になった様です」
大牙
「詳しく内容を教えてください。国に報告しなければならないからな・・・」
志狼
「詳しく内容を教えても良いですが国のトップからアメリカ等の国家機関にバレると
月面に行ける国が戦争を仕掛けて来る可能性が多大にあります・・・」
大牙
「昔話の内容を宮内庁の一部の上司に知らせることになると思うし内容次第では学校
にSPを派遣して君たちを守らなければならないからな・・・」
志狼
「まあ,たぶん天津神のオモイカネ神と国津神のスクナビコナ神に会わないと詳しい
情報は入らないと思います。スサノオは追放された身だからね、殺されたし」
「兄さん、なんで知恵の神様で仲が悪いことで有名な二柱と会わないとダメなの?」
「志狼さん、スサノオが追放された件と殺された件が繋がっているのですか?」
志狼
「たぶん当たっているはず。天津神の動向をライブ感覚で覗いていた。時の神ノルン
のヴェルザンディ情報によると二柱は聖櫃が流されて来た前に会って何かしていたし
天帝側に情報が届いて行動するスピードが余りにも早すぎるからね」
大牙
「・・・謎解きは情報量が断片的で少ないし正史日本書記と内容が違いすぎるので詳
しい話しを続けて欲しい」
志狼
「檀君はイザナミ神に一目惚れして聖櫃と一緒に略奪しようと思い天帝に借りた八岐
大蛇、この時は九頭龍と呼ばれていたと聞いていますが、パンドラ神と一緒に略奪に
失敗したので
仕掛けて撤退したとヴェルザンディ神とワタツミ神の情報で判断しているし天帝の下
僕のガルムとオルトロスがまだ、潜伏して情報収集していとオオグチノマガミが教え
てくれました」
「追伸ですが八岐大蛇の名前は首の数で名前が変わるそうです。今は蒼龍と名前を付
けて異世界空間に収納している状態です。問題は天帝達と檀君は別々の方法で何柱か
の下僕を従えている事が今後の対応に必要事項だと思うのですが対策を考えて欲しい
と上の人に連絡して下さい。」
大牙
「・・・何とかしよう。話は変わるが夜店で、何か食べて打ち上げ花火を楽しんで姪
の沙菜美をエスコートしてくれ宜しく頼むよ・・・」
志狼
「サッ、瑞穂と沙菜美!花火を観てから家に帰ろうよ」
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