第6話 プロローグ 6 転生前の神話 中編
あの日、スサノオとアマテラス
男女の関係もち新しい命を授かった。後のアメノホヒ
数ヶ月後に、スサノオは近親交配がバレて一族から高天原を追放された。
ツクヨミ
「スサノオ・・・餞別だ親父には内緒で武器庫から十拳剣の影打ちを持ってきた。」
スサノオ
「兄さん!」
ツクヨミ
「奴らは船で数ヶ月前に逃げ出した事を確認した」
スサノオ
「どうやって確認したのですか?」
ツクヨミ
「ワタツミ兄さんに過去見して追跡してもらったが、朝鮮族の領土に入ったところ
まで確認できたが、外国の陸地内までは、兄さんの力では判別できないから・・・」
スサノオ
「追放される身分で、何処までやれるかわからないけど、とりあえず母さんの仇を
とりに行きます。」
ツクヨミ
「とりあえず東に行け!あの化け物が去った方向だ。処で話が変わるがアマテラス姉
さんをどうする。」
スサノオ
「姉さんに逢いたいけど、一族総意で高天原から追放される身だから逢えない、
ゴメンと言っておいてください」
ツクヨミ
「必ず伝える。姉さんを焚き付かせた俺が悪かった」
その日、アマテラスはスサノオが追放された事を知ると
籠った。神話に近い祭りをしてアマテラスを天野岩戸から引きずり出した
事件から7ヶ月後!出雲の地にスサノオは辿り着いて見た景色は悲惨な状態だった。
何か巨大な蛇が村を半壊させて泣き叫ぶ母娘と怪我で重体の父親の男性が横たわって
いた。他の村人達も似たような状態だったので、近くにいた叫ぶ母娘にスサノオは尋
ねた。
スサノオ
「いったい何があった?」何となく想像がつくが、
クシナダヒメ
「7ヶ月前に巨大な八本首の全身傷だらけの蛇神が村を襲い一番上の姉を食べた後で
蛇神が言いました。一ヶ月毎に生娘を1人ずつ村の外れの高台の広場に贄として差し
出せと、さもないと今すぐに村人を食べつくすぞ」
テナヅチ
「私達はあの巨大な8本首の蛇神を
スサノオ
「わかった、俺が八岐大蛇を退治してやる」
テナヅチ
「どうやって退治するのですか?娘が食べられる度に怪我が治る化け物相手に」
スサノオ
「娘が食べられる度に怪我が治るということは、処女の女性のみが持つ霊力で怪我が
治るということだ、一ヶ月毎に生娘を1人ずつということは、奴の再生するスピード
の限界値が一ヶ月毎程度しかないので完治する前に倒せる訳だ」
アシナヅチ
「どうすれば良いのでしょうか?」
スサノオ
「近隣の村から味噌を造る大瓶を八個借りて、酒精と香りが強い酒に眠り薬を
大量に飲ませ酩酊状態にする。眠るなり気分の良い状態になった隙に!俺が娘さんに
成り代わり奴を殺す。しかし問題が1つ有る!贄の娘が食べて傷が治る可能性を考慮
して処女の女のままではマズい。
アシナヅチ&テナヅチ夫婦
「クシナダヒメを何故ですか?」
スサノオ
「奴が来るまでに娘さんをの匂いを俺にこびり付けなくてならない、娘さんの匂いが
付いた服を着ただけでは匂いが薄いので絶えず抱き着いた状態で娘さんの匂いを俺に
こびり付けなくてならないし、俺に抱かれたと、噂になって嫁に行けない様になった
ら可哀そうだし。娘さんが俺の好みだから是非とも嫁に欲しい」
アシナヅチ&テナヅチ夫婦
「貴方様のお名前を教えてください」
スサノオ
「すまない。俺の名前はスサノオだ」
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