第5話 プロローグ 5  転生前の神話 前編

九頭龍は東に逃げ続け出雲に辿り着いた時は、身体は戦闘でボロボロになり、


首の一つと過去の戦闘で無くなった首の跡が完全に溶けて無くなっていた。


九頭龍


「またしても1つ頭が無くなってしまった。忌々しい。これで何度目の事か過去にも


英雄と言われる人ごときに頭を切り落とされた。その度に名を変えて呼ばれたな、


セト、ヒュドラ、ニッドヘグ、etc・・・・・残っている頭を完全に完治して暴れて回


るか?今回は上手く呪いの枷を解いてくれた馬鹿のおかげで自由だ・・・・・腹ごし


らえに若い処女を食べるとするか・・・・・一人食する度に頭の怪我が治るので、


丁度いい具合に近くの村に八人の姉妹がいるでわないか・・・・・」


その頃、出雲でイザナギと天津神達はイザナミ神・カグツチ神・ヒルコ神と戦闘で


亡くなった国民の葬儀と戦闘の後始末していた。


オモイカネ


「イザナギ・・・・いつまで呆けている」


イザナギ


「・・・・・・」


オモイカネ


「仕方がない、俺が後始末をしておく元気をだせ・・・・」


同時刻、別の場所でツクヨミはアマテラスに話しかけた


ツクヨミ


「姉さんスサノオのことを頼みます。マザコンでシスコンのあいつは親父と同じで今


回の件で、全く役に立たない状態です。一族!最強の奴も腑抜けと化してます。」


アマテラス


「分かったは、貴方は民の治療を頼みます。私はスサノオを立ち直る様にします。


でないと先程の化け物が何時!再度攻撃して来るかもしれないからね」


別の場所で一時間後


スサノオ


「母様、姉様、兄貴、俺はどうしたら良いのか分からない・・・・」


スサノオは憂鬱になり、ふて寝していたら自分の部屋に誰か来た


アマテラス


「スサノオ起きてる。」


スサノオ


「・・・・」


アマテラスは寝床でふさぎ込んで寝転んでいるスサノオに優しく抱きしめた


アマテラス


「母様達は私達を生かす事の為に戦ったわ、生き残った貴方がそんななりでは


母様やヒルコ姉様も草葉の陰で泣いているはずよ」


スサノオ


「アマテラス姉さん・・・・」


アマテラスは優しくキスをして口をふさいだのであった。


そしてアマテラスとスサノオは体を求めあい激しく深く何度も何度も体を重ねあい   


それから一年後にアマテラスは八人の子供を授かった。それが少し内容が違うが


日本書紀や古事記に記されている。







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