第23話 チート野郎を考察
技を学ぶ上で一つ裏技を見つけた。
相手の気の動きを観察し、それをトレースするようにする。
そうすることで非常にコピーしやすいのだ。
そんなわけで習い始めて1年も経っていないのに剣術、体術は応用を含めた実戦形式の練習へ移行している。
そして面白い発見があった。
気の陰陽バランスを完全に5:5にした上で、魔力を無属性にするとこの二つは混ざるのだ!
その混ざった状態は単純に足し算ではなく、乗算の効果があるようでバカみたいな出力がでる。
この魔力と闘気を混ぜた物を【魔闘気】と言うらしい。
まーちゃん曰く、それを習得した人間はもはや人を超越した存在だと言う。
魔闘気は魔術とも闘気ともやや使い方が異なる。
出力が非常に高いので制御も大変だ。
魔闘気はただそれとして使うだけではなく、魔力にも闘気にも変換することも出来る。
1年で大分強くなれた。
帝国のチート野郎を考察してみよう。
まーちゃんの話で帝国にチート野郎がいる可能性が高まった。
ロボットだよロボット。
それにビー〇ライフル。
敵はガン〇ムオタクの可能性がある。
それに帝国だしな。
帝国って言ったらだいたい悪者だ。
ファイ〇ルファ〇タジー6でも帝国は悪者だったし。
戦力増強しているならすぐに攻めてくるか?
対策を取らねば……。
対策取るにも情報が必要だ。
攻撃手段、攻撃力、防御力などなど。
行くか? 帝国に?
しかし、敵も情報流出には相当気を使っていることだろう。
俺が考えつきもしなかった防衛網に引っかかって、万が一捕まってしまったら虜囚からの拷問、凌辱パターンだ。
うーん。それはちょっとリスクが高いな。
すでにガン〇ムモドキを量産までしているってことは俺より数十年前に転生している可能性がある。
たかが数年しか生きていない俺ではアドバンテージは取れないだろう。
(今は雌伏の時だな。)
これが宇宙船か何かを持っているチート野郎で、惑星の現地人に技術供与してガン〇ム量産して遊んでいるだけだとしたら危険極まりない。
本命の戦力は別にあると考えるべきだろう。
SF作品で行われる宇宙空間の戦闘はそれこそ天文学的数字数字が飛び交う。
戦艦の中にはブラックホールを吹き飛ばすほどの威力があったりする。
そんなもん防ぎようがない。
そのエネルギー量は2.24×10の32乗J(ジュール)……石油換算で138億トン分、地球全人口が3600億年暮らせるエネルギー量という話をネットで見たことがある。
せめて宇宙空間で活動できるような魔法の開発が必要だ。
……宇宙空間で魔法は使えるのだろうか?
(やはり何か対抗策を探さねば。)
とは言え、一足飛びに何かできる案は浮かばない。
出来ることを一つ一つやって実力を伸ばしていくしかないな。
……商人ギルドで帝国の噂でも集めるかな。
物資の流れから少しは戦争の兆しが分かるだろう。
それがわかったら家族連れて逃げるかな。
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